問13つの積の部分分数の和
問題
和 を求めよ。
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つの積の分数は つずつの積の差 で表せる。差の形にすると、隣どうしが消し合う。
解答・解説
方針
一般項を差の形にする:。隣どうしが打ち消し合って、両端だけ残る。
解答
⓪ 発想(どう考え始めるか) をそのまま足すのは無理。和がうまく求まる形にしたい。
こういう「積の逆数」は、差の形に直せることが多い。差にできれば、次々に打ち消し合う。 と の差を作ってみる。分子をそろえると、ちょうど が出る。
だから 。隣どうしが消えて両端だけ残る。
① 差の形にする。 だから
② 和をとる。 とおくと、和は 。隣どうしが消し合い、両端 と だけ残る。
③ 整理する。
まとめ: つの積の部分分数は「 つずつの積の差」に分解して望遠鏡和にする。差を作ると分子に が出るので、 を掛けて調整。残るのは両端 と 。
発展。 の和が に収束するのは、 が「 つ短い積の逆数の差」に直せるという一般則の の場合。 の部分積分に対応する「差分」の考えで、 型はいつでも望遠鏡和の形で消える。離散版の積分だ。
別解
別解:きちんと部分分数に分ける(仕組みが見えるルート)。 「差の積を作る」を思いつかなくても、部分分数分解に持ち込めば機械的に差の形が出る。
とおいて両辺に を掛け、 を代入すると 、、。つまり
これを から まで足すと、 と前後の が段違いに打ち消し合い、両端の 、 と末尾だけ残って 。「差の積」でまとめて出す本解と同じだ。部分分数の係数 が「両端 ・真ん中 」と対称なことが、望遠鏡和が使える理由だ。 では に収束する。
ポイント
- 。
- 望遠鏡和で両端だけ残り 。
よくある間違い
- 差の形を作らず、 のまま足そうとして進まない。
- 差にするときの係数 を忘れ、和が 倍(または 倍)ずれる。
- 望遠鏡和で残る項を数え違え、末尾 を落とす。