数学II / 三角関数

三角関数 実戦編の問題 全8問

難関大の総合問題。複数の単元を融合した単元横断の演習

難易度: ★ 基礎·★★ 標準·★★★ 応用·★★★★ 難関·実戦編·最難関編

  1. 余弦の和の閉じた式(複素数と等比数列)
  2. 対称性で解く定積分(置換 x→π/2−x)
  3. 正接の2乗の和(ド・モアブルと多項式の根)
  4. 余弦の無限積(2倍角の反復)
  5. 三角形の正弦の和の最大(凸性と制約)
  6. 対数と正弦の定積分(対称性の合わせ技)
  7. 等間隔にずらした余弦の2乗の和(2倍角と1のn乗根)
  8. 正弦の5乗を1次の正弦で表す(ド・モアブルと二項)

問1余弦の和の閉じた式(複素数と等比数列)

実戦編三角関数複素数等比数列和積単元横断

問題

とする。 を の式で表せ。

ヒントを見る

は の実部。公比 の等比数列の和をとって実部を拾う。分母・分子に半角をつくると整う。

解答・解説

方針

を複素数 の実部とみて、公比 の等比数列の和 を計算し、実部をとる。

解答

⓪ 発想(どう考え始めるか) を加法定理でちまちま足しても閉じない。角が等差で並ぶ和には、専用の見方がある。

を複素数 の実部と読むのだ。すると和は公比 の等比数列の和になる。等比数列の和の公式で1つの分数にまとめ、最後に実部を取り出せば閉じた式が出る。「三角関数の等差の和=複素数の等比の和」という言い換えが、本問の中心だ。

定理、等比数列の和 ()

① 等比数列の和にする。 とすると ② 半角で整える。 分子 、分母 。それぞれ 、 をくくり出すと 同様に 。よって ③ 実部をとる。 の実部は だから

まとめ余弦の和は複素数の等比数列の和の実部として取り出す。半角 をくくって を作ると、式が整う。三角・複素数・等比数列の融合。

発展。 同じ計算の虚部からは が出る。さらに という形はディリクレ核とよばれ、フーリエ級数(音や波形を三角関数の和で表す理論)の収束を調べるときに中心的な役割を果たす。等差の角の和は波の重ね合わせを扱う数学の基礎になる。

答

とみて等比数列の和をとり、実部から 。

別解

別解:複素数を使わず、積和の望遠鏡で求める(苦手な人向け)。 求める和に を掛けてみる。積和の公式で

右辺は「隣どうしの差」の形だ。 から まで足すと中間が全部打ち消し合い、

両辺を で割り、右辺を和積でまとめれば本解と同じ

「うまい因子を掛けて望遠鏡にする」のは、複素数の等比和(本解)がやっていることを実数で行ったものである。仮定 が割り算の場面で使われているのも、この形だとよく見える。

ポイント

  • で等比数列に載せる。
  • で半角を作る。
  • 実部をとって 。

よくある間違い

  • 公比が になる場合( が の倍数)を除外する仮定 の役割に触れない。
  • 等比の和を作ったあと、分母の複素数を実数化する処理(共役を掛ける、または半角でくくる)で迷走する。
  • 出した閉形式を小さい値で検算しない(: 左辺 、右辺も になるか)。

問2対称性で解く定積分(置換 x→π/2−x)

実戦編三角関数定積分対称性置換積分単元横断

問題

定積分 を求めよ。

ヒントを見る

と置換すると と が入れ替わる。その積分 ともとの を足すと、分子が になって約分できる。

解答・解説

方針

置換 で分子が に変わった積分 を作る。 は被積分関数の和が になって簡単に積分でき、 から が求まる。

解答

⓪ 発想(どう考え始めるか) この積分は原始関数を正面から探すと苦しい。区間 の形に注目する。

置換 をすると、区間はそのまま、 と だけが入れ替わる。つまり分子が になった積分 が現れる。すると は分子の和が分母と同じになり、被積分関数がただの 。対称性で「和」を先に出し、 で割り戻す作戦だ。

重要区間 で と置換すると

① 置換した積分。 。 とすると で 置換の対称性から 。

② 足して簡単にする。 ③ を求める。 より 、よって 。

まとめ原始関数が難しい積分は、区間の対称性 で を入れ替え、 を約分するのが基本だ。答えは 。三角と積分(対称性)の融合。

発展。 置換 で値を出す技は一般に と書け、 など多くの難しい積分をすぐに求められる。「原始関数が書けなくても値は出る」積分の代表例である。

答

の置換で と が入れ替わる。もとの積分 と足すと 、よって 。

別解

別解:分子を「分母と分母の微分」で作る(得意な人向けの高い視点)。 分子 を、分母 とその微分 の組合せで書いてみる。

すると被積分関数は 。後半は の微分だから、原始関数が書けてしまう。

対称性(本解)では値だけが出るが、この分解では原始関数そのものが得られる。 型はすべてこの手で積分できる。

ポイント

  • で 、。
  • は分子が分母に一致して 。
  • より 。

よくある間違い

  • 「対称だから 」を、置換 の実行(積分区間と の向きの確認)なしに済ませる。
  • を出したあと、 で割るのを忘れてそのまま答える。
  • 分母 が区間内で にならないこと()を確認しない。

問3正接の2乗の和(ド・モアブルと多項式の根)

実戦編三角関数複素数多項式解と係数単元横断

問題

を自然数とする。 を求めよ。

ヒントを見る

で を で割ると の多項式。 で になるから、 を根にもつ多項式ができる。根の和は係数比で。

解答・解説

方針

とし、 の虚部から を の多項式に。 で となるので、 が根。解と係数で和をとる。

解答

⓪ 発想(どう考え始めるか) の 個の和を1つずつ求めるのは不可能(値はきれいでない)。「和だけ」なら、解と係数の関係が使える。

そのためには、 たちを根にもつ多項式を作ればよい。 として をド・モアブルで展開すると、 の多項式 の形になる。 で だから、 がその多項式の根になる。根が先に分かっている多項式が手に入るのである。

定理ド・モアブル 。虚部の二項展開が

① を の多項式に。 虚部を二項展開すると で割り、 とすると ② 根を読む。 ()で 、かつ だから右辺 。 を共通因数 で割ると、 の 次方程式 を得る。その 個の根が ()。

③ 解と係数で和をとる。 次方程式 の根の和は 。 の係数は 、 の係数は 。よって

まとめ を多項式の根とみて、解と係数で の和を出す。ド・モアブルで作った の 次方程式の根の和が 。三角・複素数・解と係数の融合。 なら 。

発展。 同じ多項式の定数項からは積も出る: ( なら )。また の和 に切り替えると、はさみうちで (バーゼル問題)に到達する有名な道が開ける。

答

()の 乗が、ある 次多項式の根。解と係数の関係から和 。

別解

別解:()で全部書き下して構造をつかむ(苦手な人向け)。 一般論の前に、 で実物を見る。ド・モアブルの5乗を虚部で読むと

(。各項を でくくった)。 では 、しかも 。だから 、つまり が

の2根が と だ。解と係数の関係で和は 、積は 。電卓で確かめると 、、たしかに和 。一般の の証明(本解)はこの の手順をそのまま文字にしたものである。

ポイント

  • は の多項式(ド・モアブル)。
  • で 、 が 次方程式の根。
  • 解と係数の和で 。

よくある間違い

  • ()が「ちょうど 個の相異なる根で全部」であることの確認(単調性・値の相異)を飛ばす。
  • 多項式の最高次の係数を と思い込み、解と係数の関係で係数の比を取り忘れる。
  • で ( が奇数なので )の断りを忘れ、 で割る操作が宙に浮く。

問4余弦の無限積(2倍角の反復)

実戦編三角関数極限2倍角無限積単元横断

問題

とする。(1) を示せ。

(2) を求めよ。

ヒントを見る

(2倍角)を代入すると、積が望遠鏡のように打ち消し合う。極限は の性質。

解答・解説

方針

を使うと、積 が次々に の比に変わる(望遠鏡)。極限は 。

解答

⓪ 発想(どう考え始めるか) の積は足し算より扱いにくい。積を消す方法は2倍角 を「」と読むことだ。

各因子 をこの形に直すと、分子と分母に が連鎖して現れ、隣どうしで約分されていく(望遠鏡)。残るのは最初の と最後の だけ。(2) の極限は に帰着する。

公式2倍角 、すなわち

① 望遠鏡積で示す。 を代入すると 分子・分母で中間の が打ち消し合い、分子は 、分母は だけ残る。よって ② 極限。 とおくと 、そして 。よって

まとめ余弦の無限積は2倍角で を の比に直すと望遠鏡的に縮み、。極限は で 。三角(2倍角)と極限・無限積の融合(ヴィエタの公式)。

発展。 を代入すると 。半角の公式で各因子を根号に直すと となる。これがヴィエタの公式(1593年)である。円周率が根号の入れ子だけで書けた、歴史上最初の無限積だ。

答

2倍角 を反復すると積が望遠鏡的に縮む。(2) は より 。

別解

別解:「弧を弦で測る」と読む(図形派の直感+検算)。 半径 の円で、中心角 の弧の弦の長さは 。

(1) の式を移項すると 。右辺の は弧 を 等分してつないだ折れ線(弦の鎖)の長さの半分…つまり「弧を細かい弦で近似した長さ」に対応する量だ。 を増やすと折れ線は弧に張りつき、。これが (2) の極限 の図形的な意味である。

数値でも確かめられる。 なら積は 。電卓で3項掛けただけで まで来る。式の望遠鏡(本解)に、この「弧と弦」の絵を添えると忘れない。

ポイント

  • で積を の比に。
  • 中間の が打ち消し、。
  • より極限 。

よくある間違い

  • 2倍角をどの向きに使うか混乱する( の形に全部そろえる)。
  • (2) で の根拠()を書かない。
  • なら で分母が消えないこと(割り算の正当性)に触れない。

問5三角形の正弦の和の最大(凸性と制約)

実戦編三角関数最大・最小凸関数制約条件単元横断

問題

三角形の つの内角 (、いずれも正)に対し、 の最大値を求めよ。

ヒントを見る

は で上に凸。 角 を平均 ずつにそろえると は増える(和積で確認)。角を寄せていくと正三角形へ。

解答・解説

方針

が上に凸であることを使う。制約 のもとで、和積で 角を平均に寄せると和が増えることを示し、正三角形で最大と結論。

解答

⓪ 発想(どう考え始めるか) 3変数の最大化だが、制約は の1本だけ。こういうときは「2つの角を平均に寄せると和が増えるか?」を調べるのが有力だ。

和積の公式で 。和 を保ったまま に寄せると、 が に上がって和は増える。つまり最大では、どの2角も等しい=正三角形。 が で上に凸であることが、この「均すと得」の根っこにある。

公式和積

① 2角をそろえると増える。 和 を固定して を動かす。和積より は一定で、 は (差 )のとき最大 。よって を保つなら にそろえたとき は最大。

② 3角を正三角形へ寄せる。 もし 角が全て等しくない場合、等しくない 角を①でそろえると和は真に増える。増やせなくなるのは のとき、すなわち 。

③ 最大値。

まとめ の上に凸性から、角をそろえるほど和が大きい。和積で 角を平均に寄せる操作を繰り返すと正三角形に達し、最大 。三角と最大最小(凸性)の融合。

発展。 正弦定理 を入れると、。つまり本問は「外接円を固定した三角形で周の長さが最大なのは正三角形」と同じ命題である。また恒等式 という積の形でも表せる。

答

は で上に凸。イェンゼンの不等式(または和積で2角ずつ寄せる)から、 で最大 。

別解

別解:2角を寄せたあと、相加相乗で仕上げる(得意な人向けの設計)。 まず を固定する。和積より で、等号は 。

そこで とし、 とおくと( を使って)

ここで相加相乗平均を「和が一定になる4つ」に設計して使う。 の和は で一定。よって

等号は 、すなわち 、(このとき )。微分も凸性も使わず、「係数 を付けて和を一定にする」という相加相乗の設計だけで登り切った。

ポイント

  • は で上に凸、角をそろえるほど和が大きい。
  • 和積で にそろえると が最大。
  • 最大は正三角形 で 。

よくある間違い

  • 「対称だから正三角形で最大」と論証なしに書く(寄せると増える、の1段を式で示す)。
  • 2角を寄せたあとの1変数関数をそのまま微分して計算が重くなる(相加相乗の設計や合成で軽くなる)。
  • 等号成立の確認( かつ が同時に成り立つ)を最後まで書かない。

問6対数と正弦の定積分(対称性の合わせ技)

実戦編三角関数定積分対称性2倍角単元横断

問題

の値を求めよ(収束することは認めてよい)。

ヒントを見る

で 。 に 。 を置換すると が戻ってくる。

解答・解説

方針

は対称性で に等しい。 に を使い、 を置換で に戻す。

解答

⓪ 発想(どう考え始めるか) の原始関数は初等的に書けない。だから「値だけを対称性で決める」方針をとる。

置換 で も同じ値 だと分かる。足すと 。ここで の積分は、置換すれば区間がのびて再び に戻る。 が自分自身を含む方程式になるので、未知数1つの1次方程式として解ける。

重要 で

① 2つ足す。 、上の対称性で 。足すと ② を に戻す。 と置換すると 。 は に関して対称だから 。よって 。

③ 方程式を解く。 ①に代入して 。したがって

まとめ対称性で 、2倍角で を作り、 を置換で に戻すと の方程式ができて 。三角・積分・2倍角・対称性の合わせ技。

発展。 この値から が即座に出る()。グラフの対称性( で符号反転)からも納得できる。 と三角関数の積分は、フーリエ級数やゼータ関数の特殊値の計算にもつながっている。

答

で も同じ 。和に2倍角 を使い、 から 。

別解

別解:正弦の積の公式と区分求積でつなぐ(得意な人向けの高い視点)。 有名な積の公式

( の因数分解から出る)を認めると、積分が区分求積で計算できる。区間 を 等分したリーマン和は

で第1項は 、第2項は 。よって で、対称性から半分にして 。「和の中の積」を先に閉じてから極限をとる。離散(積の公式)と連続(積分)を結びつける別ルートである。

ポイント

  • 対称性で 。
  • 2倍角 で が出る。
  • に戻り 、。

よくある間違い

  • の定数 を落とす。
  • の置換( で の半分)と、 の対称性()の2段を混同する。
  • 端点 で に怯えて止まる(収束は問題文が認めているので、値の決定に集中する)。

問7等間隔にずらした余弦の2乗の和(2倍角と1のn乗根)

実戦編三角関数2倍角複素数数列単元横断

問題

とする。 を求めよ。

ヒントを見る

を2倍角で に。 は ずつ等間隔にずれた余弦の和で、複素数(1のn乗根の和 )で消える。

解答・解説

方針

で次数を下げる。残る は等間隔の余弦の和で、 の 乗根の和の実部として 。

解答

⓪ 発想(どう考え始めるか) の和は、まず次数を下げるのが原則だ。半角(2倍角の逆)で と直す。

すると定数 が 個と、 の和が残る。後者は角が 刻みで一周ぶん等間隔に並ぶ和。1の 乗根の和が になるのと同じ理屈で消える。残るのは定数の分 だけだ。

公式2倍角 。 の 乗根の和 ()

① 次数を下げる。 ② 等間隔の余弦の和は 。 。 は の 乗根の総和で なら 。よってこの和は 。

③ 結論。 残るのは定数部分だけで

まとめ 2倍角で の次数を下げると、等間隔にずれた余弦の和が残るが、それは の 乗根の和 の実部として消える。答えは によらず 。三角・複素数・和の融合。

発展。 でも同じ計算で和は 。この事実は三相交流()で「瞬間電力の合計が時刻によらず一定」という送電の基本原理の数学的本体である。発電所が3本の線で送る理由の一端が、この の和に書かれている。

答

2倍角で に直すと、 の和は等間隔なので の 乗根の和として 。よって 。

別解

別解:和が消える理由を「回転しても同じ」で示す(得意な人向けの高い視点)。 次数下げのあと残る和を、複素数で とおく(求める和はこの実部)。

に を掛けてみる。各項の が ずつずれるだけで、 の項は の項に戻る()。つまり項の集合は同じで

では だから、 しかない。等比数列の和の公式も要らず、「回して同じなら 」という対称性だけで示せる。

図で言えば、 は正 角形の頂点向きの単位ベクトル 本の和。全体を 回転しても同じ矢印の束だから、和のベクトルは回転で不変、つまり零ベクトルである。

ポイント

  • で次数を下げる。
  • 等間隔の余弦の和は の 乗根の和 で消える。
  • 残るのは定数の ( によらない)。

よくある間違い

  • 次数を下げずに のまま加法定理で展開し、収拾がつかなくなる。
  • を「対称だから」の一言で済ませる(等比の和か回転不変で一言示す)。
  • 角の刻みの対応を誤る( の中は 刻みだが、2倍角にすると 刻みで一周する)。

問8正弦の5乗を1次の正弦で表す(ド・モアブルと二項)

実戦編三角関数複素数二項定理n倍角単元横断

問題

を の 次式で表せ。

ヒントを見る

を 乗して二項展開。指数が対になる項を にまとめると、 が出る。

解答・解説

方針

の 乗を二項展開し、 でまとめる。

解答

⓪ 発想(どう考え始めるか) 「5乗を1次の たちで表せ」。加法定理を繰り返しても着くが、指数の形にすると一直線になる。

(オイラーの表記。 は の略記)と書いて5乗する。二項定理で開くと が対で現れ、各対が にまとまる。指数の形では「掛け算=指数の足し算」なので、何倍角が出るかが足し算で分かる。

定理、

① 5乗を二項展開。 に注意して ② 共役の対でまとめる。 指数 は で 。対にすると よって 。

③ 整理する。 両辺を で割り で割ると

まとめ を指数関数に直して 乗を二項展開、共役の対を にまとめると、。三角(n倍角)・複素数・二項の融合。積分 などにも直結する。

発展。 線形化は積分と相性が抜群だ。 と、各 の積分を足すだけで出る。一般に や のべきを1次の和に直す操作は、フーリエ級数の有限版である。

答

を 乗して二項展開すると、。

別解

別解:複素数を使わず、半角と積和で下ろす(苦手な人向け)。 と割り、まず偶数乗を次数下げする。

( を使った)。次に を掛け、積和の公式で開く。

代入して整理すると

半角(次数下げ)と積和だけの、数IIの道具で完結するルート。指数(本解)は速いが、こちらは1段ずつ確かめながら進める安心感がある。

ポイント

  • を 乗して二項展開。
  • 、共役の対を にまとめる。
  • 。

よくある間違い

  • の処理()を誤り、全体の符号が崩れる。
  • 二項係数 と のペアの対応を誤る( と が組で )。
  • 検算しない(: 左辺 、右辺 を一度確かめれば係数ミスに気づける)。