物理基礎 / 運動の表し方
2つの条件から初速度と加速度を決める
問題
一直線上を等加速度で進む物体が、動き出してから 間に 、 間に 進んだ。初速度 と加速度 を求めよ。
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わからない量が 2 つあるときは、条件を 2 本の式にして連立する。距離の式に t=2.0 と t=4.0 をそれぞれ入れてみよう。
解答・解説
方針
未知数が v₀ と a の 2 つ、条件も 2 つ。x=v₀t+½at² に 2 つの条件を入れて連立方程式を作る。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 未知数は と の つ。未知数が つなら、式も 本用意すればよい。
条件はちょうど つ( で 、 で )。距離の公式に順に代入して連立する。数学の連立方程式が、物理でそのまま道具になる場面だ。
① 条件を 2 本の式にする。
に代入して
整理すると 、。
② 連立を解く。
差をとって 、もどして 。
③ 検算する。
: 。合っている。
まとめ 「未知数の個数=必要な式の本数」。物理の文章題では、この数合わせを最初に確認すると、どの公式を何回使うかの見通しが立つ。
答
、
別解
平均の速度で見抜くルート(得意な人向け)。 等加速度運動では、区間の平均の速度は区間の真ん中の時刻の瞬間の速度に等しい。
〜 の平均は → これは の速度。
〜 の平均は → これは の速度。
の間に速度が から へ増えたから 。 へ 秒さかのぼって 。連立を解かずに 2 行で終わる、v-tグラフの直線性を使った技だ。
ポイント
- 未知数 2 つ=条件式 2 本の連立
- 解いたら必ずもとの条件で検算
- 平均の速度=中央時刻の瞬間の速度(等加速度の性質)
よくある間違い
- 間の を「〜 の距離」と読み違える(どちらも出発からの距離)
- の計算で を忘れ、 本の式が同じものになってしまう
- 連立を解いた後の検算を飛ばす(代入ミスはここで拾える)