物理基礎 / 運動の表し方
x-tグラフの読み取り(等速直線運動)
問題
図は、まっすぐな道を進む台車の位置 と時刻 の関係を表すグラフである。
(1) この台車の速度は何 か。
(2) このままの運動を続けるとき、 での位置 を求めよ。
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x-tグラフの「傾き」は何を表すだろうか。グラフから、時刻と位置の組を1つ正確に読み取ってみよう。
解答・解説
方針
x-tグラフが直線なら、速度が一定の運動(等速直線運動)。直線の傾きが速度を表す。まず、読み取りやすい点(格子点)でグラフの値を読む。
解答
⓪ 発想 — どう考め始めるか…ではなく、グラフの種類をまず確認する。 縦軸が位置 、横軸が時刻 の x-tグラフだ。
x-tグラフが原点を通る直線なら、同じ時間で同じ距離ずつ進んでいる。つまり等速直線運動だ。そして直線の傾きが速度になる。
公式x-tグラフの傾き 速度 。等速直線運動では
① グラフから傾きを読む。
グラフより、 のとき 。よって
② 6.0 s での位置を求める。
速度が一定のまま続くので に代入する。
まとめ グラフ問題は「軸が何か」→「形(直線か曲線か)」→「傾き・面積が何を表すか」の順で読む。x-tグラフの傾きは速度。あとで学ぶ v-tグラフでは、傾きは加速度、面積は移動距離になる。混同しないように、毎回軸を確認しよう。
答
(1) (2)
別解
表にして規則を見つけるルート(苦手な人向け)。 グラフから ごとの位置を読み出すと、 と、 秒ごとに ずつ増えている。
「 秒あたり 」がまさに速度 。この調子で 秒後は 。グラフ→表→ことば、と翻訳すると意味がつかみやすい。
ポイント
- x-tグラフの傾き=速度
- 直線=等速直線運動、x=vt
- グラフは格子点(読み取りやすい点)で値を読む
よくある間違い
- x-tグラフと v-tグラフを混同する(このグラフの縦軸は位置。傾きが速度で、面積には意味がない)
- 傾きを「見た目の角度」で判断する(軸の目盛りが違えば同じ 45° でも値は違う。必ず数値で割り算する)
- (2)でグラフの範囲外だからと諦める(「このままの運動を続ける」とあるので式で外挿してよい)