物理基礎 / 運動の表し方
平均の速さと単位換算
問題
ある自転車が、まっすぐな道を 進むのに かかった。
(1) この間の平均の速さは何 か。
(2) その速さは何 か。
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速さの定義は「進んだ距離を、かかった時間で割る」。(2)は、 時間が何秒かを考えて、 時間で何 m 進むかを出してみよう。
解答・解説
方針
聞かれているのは「平均の速さ」。まず、速さの定義(進んだ距離 ÷ かかった時間)に戻る。単位の換算は「 あたり」を「 時間あたり」に直すと考える。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 速さの問題は、かならず定義に戻るのが第一歩だ。
平均の速さとは「進んだ距離を、かかった時間で割ったもの」。つまり「 秒あたりに進む距離」のことだ。
公式平均の速さ
① 平均の速さを求める。
秒あたり 進む、という意味だ。
② km/h に換算する。
時間は 秒。 秒に 進むのだから、 時間では
進む。よって 。
まとめ m/s から km/h へは 倍して で割る。つまり 倍すればよい。逆に km/h から m/s へは で割る。
発展 — 一歩先へ。 「単位を含めて計算する」習慣をつけると、公式を忘れても困らない。 に を掛ければ になる、のように、単位どうしの掛け算・割り算が式の正しさを教えてくれる。物理ではこの見方(次元の確認)が最後まで役に立つ。
答
(1) (2)
別解
比で考えるルート(苦手な人向け)。 表を書いて整理する。
で なら、 で 、 で 。これが の意味そのものだ。
km/h も同じ。 で → (= 分)で → 分で 。「 あたり量」を少しずつ大きな単位にそろえていけば、公式なしでも必ず着く。
ポイント
- 平均の速さ=進んだ距離÷かかった時間(1秒あたりに進む距離)
- m/s → km/h は 3.6 倍、km/h → m/s は 3.6 で割る
- 単位ごと計算する習慣が計算ミスを防ぐ
よくある間違い
- m/s から km/h への換算で 3.6 で「割って」しまう(向きが逆。1 秒→1 時間で進む距離は増えるから、数字は大きくなるはず、と確かめる)
- を暗算で や にしてしまう(桁の確認を怠らない)
- 「平均の速さ」と「瞬間の速さ」を区別しない(途中で速くなったり遅くなったりしても、平均の速さはトータルで測る)