物理基礎 / 波の性質と音
閉管の3倍振動
問題
一端を閉じた長さ の管がある。音の速さを 、開口端補正は無視する。
この閉管で、基本振動の次に共鳴する振動(3倍振動)の波長と振動数を求めよ。
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閉管では奇数倍の振動しか共鳴しない。基本の次は 3 倍振動で、λ=4L/3。振動数は基本の 3 倍になる。
解答・解説
方針
閉管は奇数倍振動のみ。3 倍振動は λ=4L/3。振動数は基本の 3 倍。f=v/λ。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 閉管の共鳴の特徴は奇数倍振動しか現れないこと(閉端が節・開端が腹という条件から)。基本振動の次は 倍でなく3 倍振動だ。
① 波長。
閉管の 倍振動は 。
② 振動数。
基本振動()の 倍。
まとめ 閉管の共鳴は で、基本の奇数倍()だけ。開管が整数倍すべて()出るのと対照的だ。この違いが楽器の音色の差を生む。閉管では偶数倍振動が共鳴できない、を押さえておく。
答
波長 、振動数
別解
基本の 3 倍で見るルート(得意な人向け)。 閉管の基本振動は 。閉管の共鳴は奇数倍なので、次は 。
波長は 。基本を出して奇数倍する、で速い。「閉管=奇数倍」を知っていれば 倍を飛ばして 倍に行ける。
ポイント
- 閉管は奇数倍振動のみ(1,3,5,…)
- f_n=(2n−1)v/(4L)
- 開管(整数倍すべて)と対照的
よくある間違い
- 閉管で 2 倍振動を考える(偶数倍は共鳴しない)
- 3 倍振動の波長を 4L としてしまう(4L/3)
- 閉管と開管の共鳴条件を取り違える