物理基礎 / 波の性質と音
自由端反射と固定端反射
問題
波が壁で反射するとき、固定端(壁に固定された端)では反射波の位相が反転し、自由端(自由に動ける端)では位相が反転しない。長さ の媒質の一端を固定し、他端から波長 の波を送って定常波を作った。
固定端は節・腹のどちらになるか。理由とともに答えよ。
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固定端は媒質が動けない=変位が常に 0。自由端は最も自由に動ける。定常波では、動けない点が節、大きく動く点が腹。
解答・解説
方針
固定端は媒質が動けないので変位が常に 0=節。自由端は動けるので変位が最大=腹。反射時の位相反転で説明できる。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 反射の鍵は端で媒質が動けるか。固定端は動けない → 変位が常に → 節。自由端は自由に動ける → 変位が最大 → 腹。位相の反転もこれで説明できる。
① 固定端が節になる理由。
固定端は壁に固定され、媒質が動けない。入射波が来ても、反射波が位相を反転して戻り、両者が常に打ち消し合う。だから固定端の変位はいつも =節になる。
まとめ 固定端=節、自由端=腹。理由は「その端で媒質が動けるかどうか」の一点。反射での位相反転(固定端で反転、自由端で反転しない)は、この節・腹の条件から出てくる。弦(両端固定=両端節)、閉管(閉端=節)、開管(開端=腹)は、すべてこの端の条件で説明できる。
節。固定端では媒質が動けず、反射波が位相反転して入射波と打ち消し合うため、変位が常に 0 になる
別解
弦・気柱と結びつけるルート(整理)。 固定端が節、というのは弦の両端が節になるのと同じ。閉管の閉じた端が節になるのも「空気が動けない=固定端」だから。
逆に自由端が腹、というのは開管の開いた端が腹になるのと同じ(空気が自由に動ける)。「動けない端=節=固定端」「動ける端=腹=自由端」で、弦も気柱も統一して覚えられる。
ポイント
- 固定端=節(動けない、位相反転)
- 自由端=腹(動ける、位相反転しない)
- 弦・閉管・開管の端の条件と同じ
よくある間違い
- 固定端を腹と誤解する(動けないので節)
- 反射で必ず位相が反転すると思う(自由端では反転しない)
- 定常波の節と腹を取り違える