物理基礎 / 波の性質と音

定常波の節の位置

★★★ 応用定常波弦の振動

問題

両端を固定した長さ の弦が、3倍振動(腹が つ)をしている。

x [m]0.400.80
弦の 3 倍振動。節は両端と 0.40 m・0.80 m の計 4 個(L/3 ごと)

(1) この振動の波長を求めよ。

(2) 弦の左端から測って、節の位置(両端を除く)をすべて求めよ。

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3 倍振動は λ=2L/3。節どうしの間隔は λ/2。両端も節なので、両端から等間隔に節が並ぶ。

解答・解説

方針

3 倍振動は λ=2L/3。節と節の間隔は λ/2=L/3。両端(節)から L/3 ごとに節ができる。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 倍振動は腹が つ。まず波長を出し、次に節が等間隔( ごと)に並ぶことから位置を求める。両端も節だ。

x [m]0.400.80
弦の 3 倍振動。節は両端と 0.40 m・0.80 m の計 4 個(L/3 ごと)

① 波長。

倍振動は半波長が 個入るから

② 節の位置。

節と節の間隔は 。両端(節)から ごとに節ができる。

両端を除くと、左端から

まとめ 倍振動の節は、両端も含めて 個( 個)、腹は 個( 個)。節は ごとに等間隔に並ぶ( 倍振動なら 間隔)。弦を の位置で軽く触れると 倍振動だけが残る(ハーモニクス奏法)のは、そこが節になるためだ。

(1) (2) 左端から

別解

弦を n 等分するルート(苦手な人向け)。 倍振動は、弦を 等分した各区間に腹が つずつ入る形。 倍振動なら弦を 等分( ごと)し、その区切りが節。

区切りは (両端 を除く)。「弦を腹の数で等分した点が節」と覚えると位置がすぐ出る。

ポイント

  • n 倍振動: λ=2L/n、節の間隔=λ/2=L/n
  • 節は n+1 個、腹は n 個、L/n ごとに等間隔
  • 節の位置で触れるとその倍音が残る(ハーモニクス)

よくある間違い

  • 節の間隔を λ とする(λ/2)
  • 節の数と腹の数を取り違える
  • 両端を節に数え忘れて位置がずれる