物理基礎 / 電気とエネルギーの利用

定格(100 V - 1000 W)の器具

★★ 標準電力オームの法則

問題

- 」と表示された電熱器を の電源で使う。(1) 流れる電流 (2) 電熱器の抵抗値をそれぞれ求めよ。

100 V100 V-1000 WI=?
定格 100 V-1000 W の電熱器。定格どおり 100 V で使う
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「100 V - 1000 W」の表示は、100 V で使ったときの消費電力の約束。P=VI に 2 つとも代入すれば、まず電流が出る。

解答・解説

方針

定格表示は「100 V で使うと 1000 W 消費する」という意味。P=VI から電流、R=V/I(または R=V²/P)から抵抗を出す。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 定格表示「 - 」は、100 V で使うと 1000 W 消費するという宣言である。 がわかっているから、 で電流、さらにオームの法則で抵抗が出る。

① 電流を求める。 より

② 抵抗を求める。

まとめ 定格から が出せると、家庭の電気の問題(ブレーカー・たこ足配線)がすべてこの計算に帰着する。 級の器具は約 、という相場感も持っておくと便利である。

(1) (2)

別解

R=V²/P で一発のルート。 を変形して

電流を経由せずに抵抗が出る。(1) は から と逆順でも出せる。式の 3 兄弟 は、どれから入っても同じ場所に着く。

ポイント

  • 定格表示=その電圧で使ったときの消費電力
  • I=P/V、R=V²/P
  • 1000 W 級の器具は約 10 A

よくある間違い

  • 1000 W を抵抗の値と混同する
  • R=P/V などの誤った変形を作る(単位で検算する)
  • 定格と違う電圧で使う問題と混同する(本問は定格どおり)