物理基礎 / 電気とエネルギーの利用
直列と並列の混合回路
問題
の抵抗 、 を並列にし、それに の抵抗 を直列につないで、 の電源に接続した。(1) 回路全体の合成抵抗 (2) 電源を流れる電流 (3) を流れる電流をそれぞれ求めよ。
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回路を一気に解こうとせず、まず並列の 2 本をまとめて「抵抗 2 個の直列」に描き直そう。図が簡単になれば、あとは順番にオームの法則を使うだけになる。
解答・解説
方針
並列部分を先にまとめて 1 個の抵抗に置き換え、直列 2 個の回路に直す。全体の電流→並列部の電圧→枝の電流、の順にたどる。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 混合回路の鉄則は「内側からまとめて簡単な回路に描き直す」。並列部分を 1 個の抵抗に置き換えれば、ただの直列回路になる。解く順番は、全体 → 並列部の電圧 → 枝の電流、と外から内へ。
① 並列部をまとめる。 が 2 本の並列は
② 全体の合成抵抗。 と直列だから
③ 電源を流れる電流。
④ 並列部の電圧と枝の電流。 での電圧は 。残りが並列部にかかるから
の電流は
まとめ 同じ抵抗 2 本の並列は「半分」と即答してよい()。混合回路は 1 手ごとに「いま共通なのは電流か電圧か」を確認しながら進むと迷子にならない。
答
(1) (2) (3)
別解
対称性で最後だけ即断するルート。 と は同じ だから、並列部に来た電流 は対称性でちょうど半分ずつに分かれる。
並列部の電圧を計算しなくても (3) は出る。同じ抵抗が並んでいたら対称性を疑うと速い。
ポイント
- 並列部分を先にまとめて描き直す
- 同じ抵抗 2 本の並列は半分
- 外から内へ: 全体電流→並列部電圧→枝電流
よくある間違い
- 電源の 12 V が並列部にそのままかかるとする(R₁ で 6.0 V 使われる)
- 並列 6.0 と 6.0 を足して 12 Ω とする
- 枝の電流を全体の 2.0 A のままにする