物理基礎 / 電気とエネルギーの利用

並列回路の電流配分

★★ 標準並列接続オームの法則

問題

の抵抗を並列につなぎ、 の電源に接続した。各抵抗を流れる電流と、電源から流れ出る全電流を求めよ。

6.0 V10 Ω15 ΩII₁I₂
並列回路。両枝とも電圧 6.0 V が共通で、電流が分かれる
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並列でどこでも共通なのは電流か電圧か。共通な量が決まれば、あとは枝ごとに 1 個ずつ計算できる。

解答・解説

方針

並列では各抵抗に電源の電圧がそのままかかる。各枝で I=V/R を計算し、足せば全電流。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 並列の攻め方も決まっている。各枝の両端は電源に直結だから、どの抵抗にも電源の電圧 がそのままかかる。電圧が共通と決まれば、枝ごとに を使うだけ。

重要並列: 電圧が共通。電流は枝に分かれ、合流点で足し合わされる

① 各枝の電流。

② 全電流。 分かれた電流は合流点で足し合わされるから

まとめ 並列の電流は抵抗の逆比で分かれる( の逆比 )。小さい抵抗ほど多く流れる、という直感と合っているかを毎回確かめたい。

、全電流

別解

合成抵抗から出すルート。 並列の合成は和分の積で

全電流は 。それを抵抗の逆比 で分けて 。全体から入るか枝から入るか、どちらの順でも解ける。

ポイント

  • 並列は各枝に電源電圧がそのままかかる
  • 電流は抵抗の逆比で分かれる
  • 枝の電流の和=全電流

よくある間違い

  • 電圧が半分ずつに分かれると考える(分かれるのは電流)
  • 小さい抵抗に少なく流れると逆にする
  • 全電流を出すとき合成抵抗と枝の計算を混ぜて二重に数える