物理基礎 / 電気とエネルギーの利用

電力(P=VI)

★ 基礎電力

問題

の電源につないだ電気器具に の電流が流れている。この器具の消費電力を求めよ。

100 V器具5.0 A
100 V で 5.0 A 流れる器具。1 秒あたりのエネルギーが電力 P=VI
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W(ワット)は「1 秒あたりのエネルギー」の単位。電圧と電流からそれを作る式は 1 つしかない。

解答・解説

方針

電力は P=VI。電圧と電流の積が、1 秒あたりに消費される電気エネルギー。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 電力は「1 秒あたりに使う電気エネルギー」である。電圧 は電気量 1 C あたりのエネルギー、電流 は 1 秒あたりに流れる電気量。だから 1 秒あたりのエネルギーは、その積 になる。

公式電力 (: 電力 W、: 電圧 V、: 電流 A)

① 代入する。

まとめ を組み合わせると の形も作れる。どれも同じ内容で、わかっている量に合わせて使い分ける。家電の「〇〇 W」表示は、この消費電力のことである。

別解

単位の意味で組み立てるルート。 電圧の単位 V は J/C(1 クーロンあたりのエネルギー)、電流の単位 A は C/s。掛けると

C が打ち消えて「1 秒あたりのジュール」= W が現れる。P=VI は単位の掛け算そのものである。

ポイント

  • 電力 P=VI(1 秒あたりのエネルギー)
  • P=RI²、P=V²/R も同じ内容の変形
  • W = J/s

よくある間違い

  • 電力と電力量を混同する(W は 1 秒あたり、J や kWh は合計量)
  • P=V/I と割ってしまう(単位で J/s にならない)