物理基礎 / 電気とエネルギーの利用
抵抗の並列接続
問題
と の抵抗を並列につないだ。合成抵抗を求めよ。
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並列は道が 2 本に分かれる接続。道が増えると全体として流れやすくなるか、流れにくくなるか。合成抵抗がどちらの抵抗より小さくなるはず、と見当をつけてから計算しよう。
解答・解説
方針
並列の合成抵抗は 1/R=1/R₁+1/R₂。2 本だけなら「和分の積」R₁R₂/(R₁+R₂) が速い。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 並列は道が 2 本になる接続である。通り道が増えるのだから、全体としては必ず流れやすくなる。つまり合成抵抗は、どちらの抵抗よりも小さくなるはずだ。この見当が検算になる。
公式並列の合成抵抗
① 逆数の和をとる。
② 逆数を戻す。
確かに より小さい。見当どおりである。
まとめ 並列のキーワードは「電圧が共通」(両端が同じ 2 点につながっているから)。合成は逆数の和。答えが最小の抵抗より小さくなっているかを毎回チェックすると、逆数の戻し忘れに気づける。
答
別解
和分の積ルート(2 本のときの時短)。 並列 2 本に限り
と 1 行で出せる。「積を和で割る」ので和分の積。3 本以上には使えない(逆数の和に戻ること)。
ポイント
- 並列の合成は逆数の和
- 合成抵抗はどの抵抗よりも小さくなる
- 並列では電圧が共通
よくある間違い
- 1/R=1/12 まで出して R=1/12 Ω と答える(逆数を戻し忘れる)
- 和分の積を「和分の和」などと崩して覚えている
- 並列なのに足し算して 50 Ω とする(道が増えて流れにくくなるのはおかしい、と気づく)