数学A / 確率
出た目の種類の数
問題
個のさいころを 回投げる。
(1) 出た目がすべて同じ( 種類)である確率を求めよ。
(2) 出た目がちょうど 種類である確率を求めよ。
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まず『どの 種類か』を選び、次に 回の出目をその 種類に割り振る。割り振りから引くべき『実は 種類だった』場合を忘れると過大になる。
解答・解説
方針
全体は 通り。(2)は「どの2種類を使うか」を先に選び、4回の出目をその2種類に割り振る。ただし割り振り 通りの中には「実は1種類しか使っていない」場合が混ざるので、それを引いてから種類の選び方を掛ける。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 全体は 通り。「出た目の種類の数」で場合分けする。
(1) 種類(すべて同じ)は、その目が 通り。確率 。
(2) ちょうど 種類が急所。まず「どの 種類を使うか」を選ぶ( 通り)。次に 回の出目をその 種類に割り振る( 通り)。ただし割り振りの中には「実は 種類しか使っていない」( 通り)が混ざるので、それを引く。 を全体で割る。
① 全体を確認する。 回の出目の列は 通りで、どれも等確率。
② (1) 種類だけ。 どの目でそろえるかの 通りしかない。
③ (2) ちょうど 種類 — 「選んでから割り振り、はみ出しを引く」。 使う 種類の選び方は 通り。選んだ 種類(たとえば )への 回の割り振りは 通りだが、このうち「全部 」「全部 」の 通りは実際には 種類しか使っておらず、「ちょうど 種類」にならない。よって 組あたり 通り。
なぜ先に 種類を固定するかというと、「ちょうど」の条件を(全部で 通りという)小さい世界の中で処理できるからだ。
まとめ:「ちょうど 種類」は、種類の選択 → 割り振り → 種類が減ってしまう場合の除外、の 段で数える。 種類なら引くのは 通りだけだが、 種類になると包除原理()が必要になる — その入り口にあたる問題である。
発展 — 一歩先へ。 「 回投げてちょうど 種類」は、 種類への全射の数 (包除)で数え、それに種類の選び方 を掛ける。 で はその最小例。第 種スターリング数 を使えば、 種類・ 種類でも同じ枠組みで一気に求まる。
(1) (2)
別解
別解 — 全射の数(スターリング数)で捉える(得意な人向けの視点)。 「 回の出目がちょうど 種類」は、「 回を 種類の目に“余りなく”割り振る」= 回目から 種類への全射の数で数える。
種類 への全射(両方を必ず使う割り振り)の数は、全 通りから「 だけ」「 だけ」の 通りを引いて 通り。
どの 種類の目を使うかは 通り。掛けて
「割り振りから 種類の場合を引く」本解と同じ だが、これは全射の数(第 種スターリング数 の 倍)。「 回を 種類にちょうど使う」は で数えられ、 種類・ 種類でも同じ枠組みで求まる。
ポイント
- ちょうど 種類 。
- 「全部同じ」 通りの除外を種類選択の前でなく後に行う(順序を守る)。
よくある間違い
- (2) で 種類の選び方 を掛け忘れる、または割り振り から 種類の 通りを引き忘れる。
- の (両方が同じ目= 種類になる場合)を落とす。
- 「ちょうど 種類」を「 種類以下」と混同する。