物理 / 単振動

エネルギー保存で途中の速さを求める

★★ 標準単振動のエネルギー

問題

ばね定数 のばねに質量 の物体をつけた水平ばね振り子が、振幅 で振動している。変位が のときの物体の速さを求めよ。

中心x=0.18端 0.30v=?
振幅 0.30 の振動の、x=0.18 での速さを求める
ヒントを見る

全エネルギー ½kA² から、その位置の弾性エネルギー ½kx² を引いた残りが運動エネルギー。A²−x² の計算は、0.30 と 0.18 の比が 5:3 であることに気づくと平方根が暗算になる。

解答・解説

方針

エネルギー保存 ½mv²+½kx²=½kA² から v=√(k/m)·√(A²−x²)=ω√(A²−x²)。0.18:0.24:0.30 の 3:4:5 に気づくと速い。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 途中の速さはエネルギー保存の 1 本で出る(b12 の一般式)。

① v について解く。

② 代入する。

まとめ —— は直角三角形の 3 辺の関係にある。これは円運動の影の図で「半径 、横 、縦 」に対応しており、 という公式の幾何的な意味でもある。

別解

円運動の影で出すルート。 影が にいるとき、もとの円運動の物体は半径 の円周上、壁からの奥行き の位置にいる。影の速さは円運動の速さ のうち壁に平行な成分で、その割合は

エネルギーを使わずに、相似な三角形だけで同じ答えに着く。

ポイント

  • v=ω√(A²−x²)
  • x・√(A²−x²)・A は直角三角形
  • 3:4:5 に気づくと暗算

よくある間違い

  • A−x=0.12 を使ってしまう(2 乗の差)
  • 弾性エネルギーを引き忘れて vmax を答える
  • ω を掛け忘れる