物理 / 単振動

質量を変えたときの周期

★★ 標準ばね振り子

問題

ばね定数 のばねに質量 の物体をつけたばね振り子の周期は 秒である。物体を質量 のものに取り替えると、周期は何秒になるか。

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周期の式で、質量は平方根の中にいる。4 倍の質量は周期を何倍にするか——計算し直すより、比で処理するほうが速くて確実。

解答・解説

方針

T=2π√(m/k) より T∝√m。質量 4 倍で周期 2 倍。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 同じばねなので は共通。周期は だから、質量比の平方根だけで新しい周期が出る。ゼロから計算し直すより、比で処理する。

① 比で計算する。

まとめ 「4 倍で 2 倍」—— の効き方の代表例である。検算に直接計算もしておくと、 秒 ✓。比例関係を式から抜き出して倍率で答える技は、実験の考察問題(質量を変えて周期を測る)でそのまま問われる。

秒( 秒)

別解

グラフ(T²∝m)の視点。 実験では と 2 乗して直線化する。 が 4 倍なら も 4 倍、 は 2 倍。

- グラフの傾き からばね定数を逆算できる——これが「周期の測定から を求める」実験の定石で、本問はその頭の体操版である。

m [kg]T² [s²]O0.20 kg0.80 kg
T² は m に比例する直線。m 4 倍で T² は 4 倍(T は 2 倍)

ポイント

  • T∝√m(4 倍で 2 倍)
  • 比で処理して検算に直接計算
  • 実験では T²∝m で直線化

よくある間違い

  • 質量 4 倍で周期 4 倍とする
  • √4 を 1.4 と誤る(√2 との混同)
  • k も変わると考える