物理 / 単振動
鉛直ばねのつり合いの伸び
問題
ばね定数 の軽いばねを天井からつるし、下端に質量 のおもりを付けて静止させた。ばねの自然長からの伸びを求めよ。重力加速度の大きさを とする。
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静止しているのだから、ばねが引く力と重力のつり合いを書くだけ。この位置が次の問題で「振動の中心」として主役になる。
解答・解説
方針
つり合い kx₀=mg より x₀=mg/k。この「つり合いの位置」が、鉛直ばね振り子の振動の中心になる(次問)。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 静止状態のつり合いの計算だが、単振動の文脈では特別な意味を持つ。この「つり合いの位置」こそが、鉛直ばね振り子の振動の中心になるからである。
① つり合いの式。
まとめ 鉛直ばねでは、おもりは自然長の位置ではなく、つり合いの位置を中心に振動する(b09・s04)。「まずつり合いの伸び を出す」のが鉛直ばねの第一手として定型化しておくと、以降の問題の見通しが良くなる。
答
別解
単位から式を組むルート。 求める伸び [m] は、力 [N] を ばね定数 [N/m] で割った形しかない。ぶら下がる力は重力 、割って 。
は「1 m 伸ばすのに 19.6 N」の意味だから、 ではその の 0.20 m——比で読む検算も一瞬でできる。
ポイント
- つり合い: kx₀=mg
- x₀=mg/k が振動の中心になる
- 鉛直ばねの第一手として定型化
よくある間違い
- x₀=k/mg のような逆立ちした式を作る
- 重力を 0.40 N として桁を誤る
- 自然長の位置を振動の中心と思い込む(次問への伏線)