物理 / 直流回路

内部抵抗のある電池と並列抵抗

★★ 標準内部抵抗並列

問題

起電力 、内部抵抗 の電池に、 の並列抵抗をつないだ。(1) 電池を流れる電流 (2) 端子電圧 (3) 各抵抗を流れる電流 を求めよ。

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外側から: 並列を 1 つにまとめて全電流。内側へ: 端子電圧(=並列部の電圧)を出して各枝へ配る。「合成は内から、分配は外から」の抵抗版。

解答・解説

方針

並列を合成→全電流→端子電圧→並列へ配る。合成と分配の往復+内部抵抗の総合演習。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 コンデンサー回路で使った「合成は内から、分配は外から」が抵抗でもそのまま効く。内部抵抗も直列の 1 員として組み込む。

① 全電流。 並列部 :

② 端子電圧。

③ 各電流。 並列部の電圧は端子電圧と同じ 12 V:

まとめ 検算ポイントが 2 つ内蔵されている——電流の合流()と電圧の一周()。キルヒホッフの 2 法則がそのまま検算装置になる——複雑な回路ほど、解き終わりの 30 秒の検算が事故を防ぐ。

(1) 並列部 (2) (3)

別解

電流の逆比で(3)を先に配るルート。 並列の電流は抵抗の逆比 ——全電流 4.0 A が決まった瞬間に A に配れる。端子電圧は後から で確認。

「比で配ってから電圧で検算」——順序を変えても着地は同じ。自分の得意な順路を 1 つ、検算路をもう 1 つ持つのが理想である。

ポイント

  • 合成は内から、分配は外から
  • 端子電圧=E−rI=並列部の電圧
  • 合流と一周の 2 つの検算

よくある間違い

  • 端子電圧を 16 V のまま配る
  • 並列の合成を 16 Ω とする
  • 電流を抵抗の正比で配る