物理 / 直流回路
端子電圧のグラフから E と r を求める
問題
ある電池の端子電圧 を、流す電流 を変えながら測ったところ、 のとき 、 のとき であった(- グラフは直線)。この電池の起電力 と内部抵抗 を求めよ。
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V=E−rI は「切片 E・傾き −r の直線」。2 点あれば直線は決まる——傾きから r、どちらかの点を代入して E。グラフの切片(I=0)の意味も考えよう。
解答・解説
方針
V=E−rI は 1 次関数。2 点から傾き(−r)と切片(E)。r=0.80/2.0=0.40、E=1.8V。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 は 1 次関数——グラフの言葉に翻訳すれば「切片が 、傾きの大きさが 」。2 点の測定から直線を決めるだけの問題になる。
① 傾き(内部抵抗)。
② 切片(起電力)。 を代入:
(検算: で ✓)
まとめ 切片 は「電流を流さないときの端子電圧=起電力」、横軸との交点 は「短絡電流の上限」——直線の両端に物理の意味が宿る。実験データからグラフの傾きと切片で物理量を読むのは、物理実験の最重要技能である(オームの法則・単振り子の - などすべて同型)。
答
より傾き : 。
別解
連立方程式で機械的に解くルート。 、——引き算して 、、。グラフを描かなくても 2 式の連立で同じ答えに着く。
グラフ法(視覚的・誤差がならせる)と連立法(速い)——データが 2 点なら連立、多数ならグラフで直線を引く、と使い分けるのが実験の作法である。
ポイント
- V=E−rI は切片 E・傾き −r
- 横軸交点=短絡電流 E/r
- 傾きと切片で物理量を読む技能
よくある間違い
- 傾きの符号を忘れ r を負にする
- E を V の測定値そのものとする
- 2 点の差の取り方を逆にする