物理 / 直流回路
メートルブリッジ
問題
長さ の一様な抵抗線を使ったメートルブリッジで、既知抵抗 と未知抵抗 を測る。接点を抵抗線上で動かすと、左端から の位置で検流計が 0 を示した( は左側、 は右側)。 を求めよ。
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一様な抵抗線は「長さがそのまま抵抗の比」になる目盛り付き抵抗。ホイートストンブリッジの 4 つの抵抗のうち 2 つを、この線の左右の部分が務めている。平衡条件を長さの比で書き直す。
解答・解説
方針
抵抗線の左右がブリッジの下 2 辺(抵抗∝長さ)。平衡のたすき掛けで R×l2=Rx×l1。
解答
⓪ 発想(どう考え始めるか) メートルブリッジはホイートストンブリッジの実用版である。4 抵抗のうち 2 つを「一様な抵抗線の左右の部分」で置き換えたものである。一様線では抵抗の比=長さの比( で 共通)だから、平衡条件が長さで書ける。
① 平衡条件。 左側( と長さ 部分)、右側( と 部分)で
② 解く。
まとめものさしで抵抗が測れる。「長さ∝抵抗」の関係を使っているからである。実験の精度を上げるには、接点が中央付近(50 cm 近く)で平衡するよう を選ぶとよい(端に寄ると長さの読み取り誤差が拡大される)。器具の使いこなしまで問う出題もある。
答
一様な線の抵抗は長さに比例するので、平衡条件は 。
別解
平衡条件を電位で再導出するルート。 接点の電位は抵抗線を に分圧した値。- 枝の中点の電位は の分圧。両者が等しい条件から となる。基礎のブリッジで使った「分圧比がそろう」の論法がそのまま使える。
公式の暗記でなく、毎回この 3 行で作れることが応用力である。
ポイント
- 一様線=長さがそのまま抵抗比
- R/Rx=l1/l2
- 中央付近で平衡させると高精度
よくある間違い
- 長さの比を逆に取る
- 40:60 を 40:100 とする
- 線の全抵抗の値が要ると思い込む