物理 / 直流回路

直列回路の電流と電圧

★ 基礎直列オームの法則

問題

の抵抗を直列につなぎ、 の電源に接続した。(1) 回路を流れる電流 (2) 各抵抗にかかる電圧 を求めよ。

10 V2.0 Ω3.0 ΩI
直列回路。電流は 1 本道でどこでも同じ
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直列では電流の通り道が 1 本——どこでも同じ電流。まず合成抵抗で全体の電流を出し、各抵抗の電圧は V=IR で配る。電圧の和が電源に戻るかの検算も。

解答・解説

方針

直列=電流共通。合成 5.0Ω で I=2.0A、電圧は抵抗比 2:3 で配分。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 直列は「電流共通・電圧は分け合い」。合成抵抗で電流を 1 発で出し、電圧を配る——この 2 段が全ての回路計算の基本形である。

① 電流。 合成 :

② 各電圧。

(検算: =電源 ✓)

まとめ 電圧は抵抗の比 で配分される(同じ電流だから )。「検算=電圧の一周の和が電源に等しい」——これは次に学ぶキルヒホッフの第 2 法則そのものであり、直列回路はその最も単純な現れである。

(1) (2) (和は 10 V)

別解

電位の坂で見るルート。 電源の 極を 10 V、 極を 0 V として回路を一周すると、電位は で 4.0 V、 で 6.0 V 下って出発点に戻る——「電位の高低差の地図」を描くと、回路が水路の高低図のように読める。

この「電位を追いかける」見方は、電池が複数ある回路(標準)で本領を発揮する——今のうちに単純な回路で身につけておきたい。

ポイント

  • 直列=電流共通
  • 電圧は抵抗比で配分
  • 一周の和=電源(第 2 法則の芽)

よくある間違い

  • 各抵抗に 10 V ずつかかるとする
  • 合成を並列の式で計算する
  • 検算をせず配分ミスに気づかない