物理 / 直流回路
電球 2 個の直列(非直線抵抗の応用)
問題
電流-電圧特性が表で与えられる同じ電球 2 個を直列にし、 の電源(抵抗なし)につないだ。流れる電流を求めよ。
| 電圧 V [V] | 1.0 | 2.0 | 3.0 | 4.0 |
|---|---|---|---|---|
| 電流 I [A] | 1.5 | 2.0 | 2.4 | 2.6 |
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2 個は同じ特性で、直列だから同じ電流が流れる——すると 2 個の電圧も同じはず(特性が同じだから)。全体 6.0 V をどう分け合うかが決まれば、あとは表を引くだけ。
解答・解説
方針
対称性: 同一素子の直列は同じ電流・同じ電圧→各 6.0/2=3.0 V。表を引いて 2.4 A。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 非直線でも対称性は使える——同じ素子に同じ電流が流れれば、特性曲線上の同じ点にいる=電圧も同じ。分圧が「等分」と分かれば、グラフ(表)を 1 回引くだけになる。
① 電圧の等分。 直列で電流は共通。同じ特性だから、同じ電流に対応する電圧も同じ:
② 表を引く。 の行から
まとめ 「非直線=負荷線」と条件反射する前に、対称性で分圧が確定するなら作図は不要——最短路の見極めである。もし電球が異なる 2 個なら等分できず、負荷線と「2 つの特性の合成曲線」の交点を探す本格戦になる(その処理も「同じ電流で電圧を足す=曲線の横方向の足し算」という原理でできる)。対称性→だめなら作図、の 2 段構えが非直線回路の戦略である。
答
同じ電球の直列なので電圧は等分され、各電球に 。表から
別解
合成特性で解き直して一致を見るルート。 直列 2 個の合成特性は「同じ で を 2 倍」した曲線: 。電源 6.0 V(抵抗なし)の負荷線は垂直線 ——交点は ✓。
対称性の速解と、合成曲線の正攻法が同じ答えを出す——2 way の照合で、非直線の扱いに自信がつく。
ポイント
- 同一素子の直列=電圧等分
- 対称性→だめなら作図の 2 段構え
- 合成特性は同じ I で V を足す
よくある間違い
- 各電球に 6.0 V を当てて表を引く
- 抵抗値を 1 点から出して比例計算する
- 電流を 2 で割ってしまう