物理 / 平面内の運動

平面内の相対速度(2 物体)

★★ 標準相対速度

問題

船 A は東向きに 、船 B は北向きに で進んでいる。B から見た A の相対速度の大きさを求めよ。

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「B から見た A」だから、引くのは B の速度。−v_B は南向き 15 になる。東向きと南向きの直角の合成は三平方で処理できる。

解答・解説

方針

相対速度=相手−自分=v_A−v_B。東 20 と南 15(北の逆)の合成で、3:4:5 の三角形から 25 m/s。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 相対速度の式は 1 つだけ。

公式B から見た A の速度 (相手−自分)

引き算はベクトルで行う。 は北向き の逆、つまり南向き である。

① 合成する。 東向き と南向き は直角だから

向きは東から南へ傾いた向き()。

v_A=20(東)−v_B=15(南)v_AB=25
B から見た A: v_A−v_B の合成で 25 m/s(3:4:5)

まとめ 「〜から見た」とくれば、機械的に「相手−自分」。 がまた現れた。B の甲板に立つと、A は東南の方向へ で滑っていくように見える、というのがこの計算の意味である。

(東寄りの南、東から南へ の向き)

別解

成分の引き算ルート。 東を 、北を にとる。

大きさ 。成分で書けば、東西南北が斜めに混ざる問題でも同じ手順で処理できる。作図と成分計算の両方を持っておくと、検算が完結する。

ポイント

  • 相対速度=相手−自分
  • −v_B は v_B の逆向き
  • 直角の合成は三平方(3:4:5)

よくある間違い

  • v_A+v_B と足して 25 が偶然合う(向きが逆になる。考え方を混同しない)
  • 「B から見た A」と「A から見た B」を取り違える(大きさは同じ、向きが逆)
  • 20−15=5 m/s と大きさだけ引く