物理 / 平面内の運動
同じ高さを通る 2 つの時刻から初速を求める
問題
地面から斜めに投げ上げた小球が、投げてから 秒後と 秒後に同じ高さを通過した。初速度の鉛直成分を求めよ。重力加速度の大きさを とする。
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b09 の対称性を逆向きに使う。同じ高さの 2 時刻の「ちょうど真ん中」の時刻に何が起きているかを考えると、初速はすぐそこにある。
解答・解説
方針
同じ高さを通る 2 時刻は最高点をはさんで対称なので、最高点の時刻は (1.0+5.0)/2=3.0 秒。v₀y=g×3.0。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 放物運動は最高点をはさんで対称だから、同じ高さを通る 2 つの時刻の中点が、最高点の時刻である。最高点の時刻がわかれば、 で初速の鉛直成分が出る。
① 最高点の時刻。
② 初速の鉛直成分。 最高点で鉛直速度が になるから
③ 検算。 に代入すると、 で 、 で 。確かに同じ高さである。
まとめ 対称性を使うと 2 次方程式を解かずに済む。「同じ高さの 2 時刻 → 平均が最高点」は、式で導くなら を整理して となることに対応している。
答
()
別解
式で正面から解くルート。 を立てると
対称性に気づかなくても、条件をそのまま式にすれば解ける。ただし計算量の差は歴然なので、対称性の見方は身につけておく価値がある。
ポイント
- 同じ高さの 2 時刻の平均=最高点の時刻
- v₀y=g×(最高点の時刻)
- t1+t2=2v₀y/g
よくある間違い
- 5.0−1.0=4.0 を滞空時間と誤解する(滞空は 6.0 秒)
- 最高点の時刻を 2.0 秒と暗算ミスする
- v₀y を出したあと検算せずに符号ミスを見逃す