物理 / 平面内の運動
水平投射の軌道の式
問題
原点から水平に速さ で小球を投げ出した。水平方向に 軸、鉛直下向きに 軸をとる。重力加速度の大きさを とする。(1) 時間 を用いずに、軌道の式( を で表した式)を導け。(2) の位置での落下量 を求めよ。
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2 つの式に共通して入っている t を消したい。x の式を「t=…」の形に直して、y の式へ代入しよう。放物運動の軌道が「放物線」と呼ばれる理由が式に現れる。
解答・解説
方針
x=v₀t と y=½gt² から t を消去する。t=x/v₀ を y の式に代入すると、軌道が放物線 y∝x² であることが式で確かめられる。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 水平・鉛直の 2 本の式は、どちらも時間 を仲立ちにしている。 を消去すれば、 と の直接の関係(軌道)が手に入る。消去のやり方は数学と同じ「一方を解いて代入」である。
① 2 本の式を書く。
② t を消去する。 第 1 式から 。これを第 2 式へ代入して
数値を入れると 。 が の 2 乗に比例する、まさに放物線である。
③ x=7.0 での落下量。
まとめ 「 を消去して軌道を出す」のは放物運動の定番操作。検算するなら 秒 → と、 経由でも同じ値になることを見ればよい。
答
(1) (2)
別解
t を経由して確かめるルート(苦手な人向け)。 (2) だけなら軌道の式を作らなくても解ける。 に届く時刻は 秒。そのときの落下量は
軌道の式は「毎回 を出す手間を 1 回の代入で済ませた形」だと考えると、(1) のありがたみがわかる。
ポイント
- 軌道は t の消去で出す
- y=(g/2v₀²)x²(放物線)
- 検算は t 経由で
よくある間違い
- t を消さずに y=½gt² のまま答える(x で表せの指示に合わない)
- 代入時に x/v₀ の 2 乗を忘れる
- v₀² の計算(49)を 14 とする