物理 / 光
凹面鏡の実像
問題
焦点距離 の凹面鏡の前方 に物体を置いた。凹面鏡でもレンズと同じ写像公式 が使える( は鏡の前方の実像)。(1) 像の位置 (2) 倍率 (3) 像の種類 を答えよ。
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公式も解き方もレンズとまったく同じ——違いは「実像が物体と同じ側(鏡の前)にできる」ことだけ。焦点の外に置いたときの像の性格も、レンズの記憶がそのまま使える。
解答・解説
方針
レンズと同じ公式・同じ符号感覚。1/b=1/20−1/30=1/60 → b=60。焦点の外→倒立実像。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 凹面鏡は「折り返す凸レンズ」である——公式・符号・像の性格の対応はレンズと同一で、実像が手前側にできる点だけが違う。
① 像の位置。
② 倍率。
③ 種類。 焦点の外の物体だから倒立の実像(スクリーンに映せる)。
まとめ 凹面鏡はレンズと違って色収差がない(反射は波長によらない)ため、大型望遠鏡はすべて凹面鏡(反射望遠鏡)である。作図もレンズと同じ 3 本の光線(平行→焦点へ/焦点→平行へ/球心を通る光は正面衝突で折り返す)で描ける——「レンズで学んだことが 9 割そのまま使える」単元である。
答
(1) より (鏡の前方) (2) 倍 (3) 倒立の実像
別解
f=R/2 の関係で球面とつなぐルート。 凹面鏡の焦点距離は球面の曲率半径の半分 ——この鏡は の球面の一部である。球の中心( の点)に物体を置けば の等倍(レンズの 配置に対応)。
、つまり「レンズの の役を球心が務める」——幾何の意味づけまで持っておくと、凹面鏡の問題は暗記ゼロで解ける。
ポイント
- レンズと同じ公式・同じ性格対応
- 実像は鏡の前方にできる
- f=R/2(球心=2f の役)
よくある間違い
- 実像を鏡の裏側に描く
- 凸面鏡(常に虚像)と混同する
- f=R としてしまう