物理 / 光

ガラス中の光の 3 点セット

★★ 標準屈折率

問題

真空中で波長 の光がある。真空中の光速を とする。(1) この光の振動数 (2) 屈折率 のガラスに入ったときの波長 (3) ガラス中でも振動数が変わらないことを、ガラス中の速さと波長から確かめよ。

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3 つの小問は「f 不変」を三角形の 3 辺から確かめる構成になっている。(3) は (1)(2) の答えを使って f を計算し直す——同じ値に戻れば理解が閉じた証拠。

解答・解説

方針

f=c/λ=5.0×10¹⁴。λ'=λ/n=4.0×10⁻⁷。v/λ'=f を再計算して閉じる検算構造。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 この問題は「 は変わり、 は変わらない」を自分の計算で一周して確かめる構成である。数値の答えより、(3) で元の値に戻ってくることが主役になる。

① 振動数。

② ガラス中の波長。

③ 振動数の検算。 ガラス中の速さは

まとめ 同じ倍率()で縮むから、比 が保たれる——3 つの数値がこの構造を体現している。 というオーダー(可視光は約 )も、覚えておくと桁の検算に使える。

(1) (2) (3) で一致

別解

「色は変わらない」の意味を突き詰めるルート。 水中で赤いものが赤く見えるのは、目が感じる「色」が振動数で決まるからである。もし波長で色が決まるなら、水中では全部の色が青側へずれて見えるはず——実際はそうならない。

「色=振動数」という対応は、光のエネルギー (原子分野)にそのままつながる——媒質を通っても光子のエネルギーが変わらない、という深い事実の入口である。

ポイント

  • f=c/λ=5.0×10¹⁴ Hz(可視光の桁)
  • v も λ も 1/n、比 f は不変
  • 色は振動数で決まる

よくある間違い

  • (3) で真空の c を使って計算する
  • λ' に n を掛ける
  • 10 のべきの引き算ミス