物理 / 波の伝わり方と音
固定端反射による定常波
問題
波長 の正弦波が壁(固定端)に垂直に入射し、反射波と重なって定常波ができた。壁を原点として、(1) 節の位置 (2) 腹の位置 を壁からの距離で表せ(いくつか挙げよ)。
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固定端が節になることを出発点にする。あとは「節と節の間隔は半波長」「腹は節と節のちょうど中間」という定常波の骨格だけで、すべての位置が決まる。
解答・解説
方針
固定端は必ず節。節は λ/2=0.40 m 間隔で並び、腹はその中間(壁から λ/4=0.20 m が最初)。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 定常波の設計図は 2 行で書ける——「固定端=節」と「節の間隔=」。この 2 つから全部の位置が芋づる式に決まる。
① 節の位置。 壁(固定端)は変位できないから節。以後 ごとに
② 腹の位置。 節と節の中間、最初は壁から :
まとめ もし壁が自由端なら、端が腹になって節と腹の位置がそっくり入れ替わる。「端の種類が節か腹かを決め、 刻みの物差しを当てる」——弦(両端=節)や気柱(閉端=節・開端=腹)の共鳴条件は、すべてこの物差しの当てはめである。
答
(1) 節: ( 間隔) (2) 腹:
別解
式の重ね合わせで確かめるルート(発展)。 入射波 (壁 へ 向き)と、固定端反射波 を足すと、三角関数の和積公式で
振幅が場所ごとに ——0 になる が節、最大になる中間が腹。作図の結論が、数式でもぴったり裏づけられる。
ポイント
- 固定端=節が出発点
- 節の間隔 λ/2、腹は中間
- 自由端なら節と腹が入れ替わる
よくある間違い
- 壁を腹にしてしまう
- 節の間隔を λ とする
- 最初の腹を λ/2 の位置に置く