物理 / 剛体のつり合い

両端で支えた棒(非対称な荷重)

★★ 標準剛体のつり合いモーメントのつり合い

問題

長さ 、重さ の一様な棒 AB を A 端と B 端で支え、A から の点に重さ のおもりを下げて水平に保った。A、B の支える力 をそれぞれ求めよ。

ABN_AN_B60 N40 N(棒)0.50 m
棒の重さ 40 N は中央に。おもり 60 N は A 寄りに下がる
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b05 との違いは、棒自身に重さがあること。棒の重さを「中央に置いた 1 つのおもり」として扱えば、あとは同じ手順で解ける。

解答・解説

方針

棒の重さ 40 N は中央(A から 1.0 m)にはたらく。A まわりのモーメントで N_B を出し、力のつり合いで N_A。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 一様な棒の重さは中央の重心にはたらく 1 本の力として扱う。すると「おもり 2 つ+支え 2 つ」の問題になり、b05 と同じ型に落ちる。未知の力の作用点(A)まわりでモーメントを立てる。

① A まわりのモーメント。 反時計回り()=時計回り(棒の重さ+おもり)より

② 力のつり合い。

まとめ 「棒の重さは重心に集める」が入った瞬間、どんな棒の問題も b05 の型に帰着する。おもりが A 寄りだから という向きの確認も忘れずに。

別解

B まわりで立てるルート。 B まわりのモーメントのつり合いは

力のつり合いから 。どちらの端から立てても同じ答えに着く。おもりから B までの距離が になる点だけ注意すればよい。

ポイント

  • 棒の重さは中央に集約
  • A まわり→力のつり合いの 2 段
  • 荷重に近い側の支えが大きい

よくある間違い

  • 棒の重さ 40 N を式から落とす
  • おもりから B までの距離を 0.50 m のまま使う
  • N_A と N_B の大小が直感と逆でも見直さない