物理 / 原子
半減期
問題
ある放射性原子核の半減期は 日である。はじめ 個あった原子核は、 日後には何個になっているか。
ヒントを見る
半減期は『半分になる時間』。32 日は半減期(8 日)の何回分か——その回数だけ半分を繰り返す。4 回なら 1/2 を 4 回掛ける。
解答・解説
方針
半減期ごとに半分になる。32日=8日×4=半減期4回分→(1/2)⁴=1/16倍。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 半減期は「半分になる時間」——経過時間が半減期の何回分かを数え、その回数だけ を掛ける。
① 半減期の回数。
② 残る個数。 半分を 4 回:
まとめ 半減期ごとに ——指数関数的に減る(一定量ずつでなく一定割合ずつ)。一般式は (: 半減期)。放射性崩壊は原子核が別の核に変わる現象で、半減期は核ごとに固有(炭素 14 は 5700 年、ウラン 238 は 45 億年)。この規則性を使うのが年代測定——遺跡の炭素 14 の残量から年代を、岩石のウランから地球の年齢を測る。「一定割合で減る」という指数減衰は、コンデンサーの放電(RC 回路)とも同じ数学である。
答
日は半減期の 倍。 倍になるので 個
別解
表で追うルート。 8 日: 、16 日: 、24 日: 、32 日: ——半減期ごとに半分を書き下すと、指数の計算に頼らず確実。
中途半端な時間(例: 20 日=半減期 2.5 回分)なら と分数のべきになるが、半減期の整数倍なら表で数えるのが最も間違いにくい。
ポイント
- N=N0(1/2)^(t/T)
- 半減期の回数だけ半分
- 指数減衰・年代測定
よくある間違い
- 4 回を 4 で割る(1/4)と誤る
- 一定量ずつ減ると考える
- 経過時間を半減期で割り忘れる