物理 / 原子
光子のエネルギーを電子ボルトで
問題
前問の光子のエネルギー を電子ボルト(eV)で表せ。電気素量を とする。
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電子ボルト(eV)は原子スケールのエネルギー単位——1 eV=1.6×10⁻¹⁹ J(電気素量ぶんの数値)。ジュールの値をこの換算値で割ればよい。可視光の光子が数 eV になることを確認しよう。
解答・解説
方針
1eV=1.6×10⁻¹⁹J で割る。原子・光子のエネルギーは eV で表すのが便利(数値が扱いやすい桁になる)。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 原子や光子のエネルギーは 級で扱いにくい——電子ボルト(eV) に直すと数 eV の扱いやすい数になる。換算は「 で割る」だけ。
① 換算する。
まとめ 可視光の光子は約 ——原子のエネルギー準位(数 eV〜十数 eV)や仕事関数(数 eV)と同じスケールである。だから可視光・紫外線が原子に作用して電子をはじき出したり(光電効果)、原子を励起したりできる。「」は電位差 1 V で電子 1 個が得るエネルギー(電場と電位の単元で出た)——原子物理の共通通貨として、この換算は必ず暗算できるようにしておく。
答
なので
別解
eV の定義に戻るルート。 は「電荷 が電位差 で得るエネルギー 」。だからジュールを の数値で割ると eV になる——単位の由来から換算式が導ける。
電位差 100 V で加速した電子が 100 eV(電場の単元)、という話とつながる——「eV=電荷×電圧」の定義を押さえれば、J との往復は迷わない。
ポイント
- 1 eV=1.6×10⁻¹⁹ J で割る
- 可視光は数 eV(原子スケール)
- eV は原子物理の共通通貨
よくある間違い
- 1.6×10⁻¹⁹ を掛けてしまう
- eV と J の向きを逆にする
- 換算の意味を理解せず暗記だけ