物理 / 円運動と万有引力

万有引力の法則

★ 基礎万有引力

問題

質量 の物体が 2 つ、中心間の距離 で置かれている。2 物体の間にはたらく万有引力の大きさを求めよ。万有引力定数を とする。

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万有引力の式に素直に代入する。指数の計算は「数の部分」と「10 のべき」を分けて処理しよう。出てきた値の小ささをどう受け止めるかまで含めて 1 問である。

解答・解説

方針

F=Gm₁m₂/r² に代入。1000×1000=10⁶ が G の 10⁻¹¹ と組み合わさって 10⁻⁵ のオーダーになる。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 すべての物体は互いに引き合う——それが万有引力の法則である。日常で感じないのは、 が途方もなく小さいから。実際に計算して、その小ささを体感する。

定理万有引力の法則 (: 中心間の距離)

① 代入する。

1000 kg1000 kgFF1.0 m
2 物体は互いに同じ大きさの引力で引き合う(作用反作用)

まとめ 1 トンの物体どうしでも、引力は ——髪の毛 1 本の重さにも遠く及ばない。それでも天体スケールでは質量が になるため、この微弱な力が地球を回し、潮を動かす。「弱いが、質量とともに際限なく積み上がる」のが重力の個性である。

別解

重力と比べるルート。 この物体(1000 kg)にはたらく地球の重力は 。隣の 1 トンからの引力 との比は約 倍。

地球の質量()が隣の物体()の 倍で、距離()の 2 乗で割り引かれても圧勝する——スケールの感覚を持つと、なぜ日常で万有引力を感じないかが定量的に納得できる。

ポイント

  • F=Gm₁m₂/r²
  • G=6.7×10⁻¹¹ は極小
  • 天体では質量の巨大さが補う

よくある間違い

  • r² を忘れる(本問は r=1.0 で影響なし。他問で注意)
  • 指数計算 10⁻¹¹×10⁶ を誤る
  • 単位を N 以外で答える