物理 / 円運動と万有引力
静止衛星の軌道半径(力学からの計算)
問題
静止衛星は周期 秒(1 日)で地球のまわりを回る。軌道半径 (地球の中心から)を求めよ。 の関係と、、、、 を用いてよい。
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運動方程式を ω=2π/T で書くと、r の 3 乗が孤立した式になる(ケプラーの第 3 法則の再導出でもある)。数値は 10 のべきをそろえてから 3 乗根をとろう。
解答・解説
方針
万有引力=向心力を周期で書く: GMm/r²=mr(2π/T)²。r³=GMT²/(4π²)=gR²T²/(4π²) を計算し、3 乗根をとる。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 s12 では月をものさしに比で求めたが、今度は力学から直接計算する。運動方程式に を入れると、 がひとかたまりで出てくる。
① 運動方程式。
② 数値を入れる。
分子: 。分母: 。
まとめ s12 の比の計算()と一致した——ケプラーの法則ルートと力学ルートが同じ答えで合流する。 は第 3 法則そのもので、「法則の再導出」と「実用計算」を一度にやったことになる。地球半径の約 6.6 倍、そこに気象衛星が並んでいる。
答
(約 万 km)
別解
3 乗根の処理を工夫するルート。 の 3 乗根は、指数を 3 の倍数に整えると楽になる: と書けば
「10 のべきを 3 の倍数へ寄せてから 3 乗根」は、この型の計算の定石。 は で妥当性も確認できる。
ポイント
- r³=GMT²/4π²(第 3 法則の再導出)
- GM=gR² で地表の量に置換
- s12 の比の答えと一致(二重検算)
よくある間違い
- r² と r の整理を誤って r=… の 1 次式にしてしまう
- T を時間(24)のまま使う(秒に直す)
- 3 乗根の指数処理で 10 のべきを 3 で割り忘れる