物理 / 円運動と万有引力

月面の重力加速度

★★★ 応用万有引力

問題

月の質量を 、半径を 、万有引力定数を とする。(1) 月面での重力加速度の大きさを求めよ。(2) それは地球()の約何分の 1 か。

地球 g=9.8月 g=?
同じ式 g=GM/R² で、月の表面重力も計算できる
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b10 で導いた g=GM/R² に月の質量・半径を入れるだけ。指数の計算は「数の部分」と「10 のべき」を分けて、10 のべきは足し引きで処理しよう。

解答・解説

方針

g=GM/R² は天体を選ばない。月の値を代入して指数を丁寧に処理する。地球との比は 9.8/1.7≈5.8。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 は地球専用ではなく、どの天体の表面重力も与える万能の式である(b10)。月の値を入れて、有名な「月の重力は 1/6」を自分の手で再現する。

① 代入する。

② 地球との比。

まとめ アポロ計画の映像で宇宙飛行士がふわりと跳ぶのは、この の世界だからである。質量は地球の しかないのに重力が で済むのは、半径も と小さい()ため。質量と半径の 2 つの縮み方の商が表面重力を決める。

(1) 約 () (2) 約

別解

比で計算するルート(数値を減らす)。 地球に対する比だけで計算する:

。絶対値の指数計算を避けて比で押す流儀は、桁ミスのリスクを減らしてくれる。

ポイント

  • g=GM/R² は天体を選ばない
  • 月は約 1.7 m/s²=地球の 1/6
  • 指数は数の部分と 10 のべきを分けて処理

よくある間違い

  • R² を忘れて桁違いになる
  • (1.7×10⁶)² の指数を 10¹² でなく 10³⁶ とする
  • 1/6 という結果だけ暗記して計算過程を再現できない