物理 / 電磁誘導と交流
回路につないだ導体棒の電流
問題
前問の導体棒(起電力 )を、抵抗 の回路につないだ。回路に流れる電流の大きさを求めよ。棒とレールの抵抗は無視する。
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動く導体棒は起電力 V の電池と同じ。回路に抵抗 R をつなげば、オームの法則で電流が流れる。棒を『電池』、残りを『ただの抵抗回路』と見れば、前の単元と同じ計算。
解答・解説
方針
動く棒は起電力 V の電池とみなせる。オームの法則 I=V/R で電流。棒=電池、レール+抵抗=回路。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 動く導体棒を「起電力 の電池」と読み替える——すると回路は「電池+抵抗」という直流回路(前単元)そのものになる。
① オームの法則。
まとめ 「棒=電池、レール+抵抗=回路」——電磁誘導を直流回路の言葉に翻訳できる。ただし普通の電池と違うのは、棒を動かし続けるには力が要ること(次問)——電流が流れると棒は磁場から力を受け(レンツの法則)、動きを妨げられる。だから発電には仕事が必要——「手の仕事 → 電気エネルギー → 抵抗で熱」というエネルギーの流れが、この単純な回路に凝縮されている。
答
別解
エネルギーの向きで確かめるルート。 この棒は電流を「生み出す」側だから、放電する電池と同じく、回路に電力 を供給する。この電力は抵抗で の熱になる——収支が合う。
「棒が供給=抵抗が消費」の帳簿は、棒を動かす仕事の計算(次問・応用)の土台になる——電源としての導体棒を、電力の視点でも見ておく。
ポイント
- 棒=起電力 vBL の電池
- I=V/R(直流回路に帰着)
- 供給電力 VI=消費 I²R
よくある間違い
- 棒の抵抗を勝手に足す(無視の指示)
- V と I を混同する
- 起電力を再計算せず前問の値を使い損ねる