物理 / 電場と電位

V-x グラフから電場を読む

★★ 標準電位一様電場

問題

図は、一様な電場の中の電位 を位置 の関数として表したグラフで、 の直線である。(1) 電場の強さを求めよ。 (2) 電場の向きは 向きか 向きか。

x [m]V [V]O3000.20
電位 V と位置 x の関係(直線)
ヒントを見る

電場は「電位の坂の傾き」——グラフの傾きそのもの(の大きさ)である。向きは坂を下る向き。グラフが直線=傾き一定=一様な電場、という対応も確認しよう。

解答・解説

方針

電場=V-x グラフの傾きの大きさ。向きは電位の下り坂の向き。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 - グラフの傾きが電場である(大きさ)。直線=傾き一定=一様電場、とグラフの形が電場の性質をそのまま語る

① 電場の強さ。

② 向き。 電場は電位の高い方から低い方へ(坂を下る向き)——グラフは が増えると下るので 向きである。

まとめ傾き=強さ、下り=向き」——- グラフの 2 点読みである。点電荷まわりなら の曲線になり、傾きが場所ごとに変わる(近いほど急=強い)——直線かどうかで「一様か否か」まで読める。等電位線(間隔)とグラフ(傾き)は同じ情報の 2 つの表現——行き来できるようにしておく。

(1) (2) 電位の高い方から低い方へ—— 向き

別解

V=Ed の逆算として見るルート。 一様電場では ——今回は「 下がる」のだから 。基礎の公式の逆読みと、グラフの傾き読みが同じ計算である——「傾き」という見方は公式を図形の言葉に翻訳したものにすぎない。

ポイント

  • 傾きの大きさ=E
  • 下り坂の向き=電場の向き
  • 直線=一様電場

よくある間違い

  • 傾きの符号ごと E とする(大きさで答える)
  • 向きを高い方へ取る
  • 曲線グラフでも一定の E を出そうとする