物理 / 電場と電位
正三角形の頂点での合成電場
問題
1 辺 の正三角形の 2 つの頂点に、 の点電荷が 1 つずつ置かれている。残りの頂点 P での合成電場の大きさと向きを求めよ。、 とする。
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2 本の電場ベクトルは、それぞれ「電荷から P へ向かう」向き——正三角形の幾何から、なす角は何度か。同じ大きさの 2 ベクトルの合成は、なす角の半分の cos を使うと 1 行で書ける。
解答・解説
方針
各 1.0×10⁵、なす角 60° のひし形合成 E=2E₁cos30°=√3E₁。対称性から向きは垂直二等分線方向。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 電場はベクトル——大きさを出してから、幾何(なす角)で合成する 2 段構えである。対称な配置では「合成の向きは対称軸方向」と先に見抜けると、成分計算が半分省ける。
① 各電荷の電場。 P までの距離はどちらも 1 辺の :
向きは「各電荷から P へ遠ざかる」向き——2 本のなす角は正三角形の頂角と同じ である。
② 合成。 同じ大きさ・なす角 の 2 ベクトルの合成は、対称軸方向に
向きは底辺(2 電荷を結ぶ辺)に垂直で、三角形から遠ざかる外向き(対称性から横成分は打ち消し合う)。
まとめ 「大きさは公式、向きは幾何」——電場の合成は力の合成(力学)と完全に同じ作法である。同大 2 ベクトル・なす角 の合成 は頻出の型( なら 倍、 なら 倍、 なら等倍)——3 つの特別角をセットで覚えておくと速い。
各電荷からの電場は 。2 本のなす角は で、合成 、底辺と垂直に外向き
別解
成分計算で検算するルート。 電荷を 、P を に置く。対称性で 成分は消え、 成分は
幾何の合成(ひし形の対角線)と成分計算——2 つの方法が一致することを一度確かめておくと、対称性が崩れた配置(電荷の大きさが違う等)でも成分計算に安心して切り替えられる。
ポイント
- 大きさは公式、向きは幾何
- 同大 2 本・60°→√3 倍
- 対称軸方向と先に見抜く
よくある間違い
- 単純に 2 倍する(同一直線でない)
- なす角を 120° と取り違える
- 引力の向き(P へ向かう)で描く