物理 / 電場と電位
極板間隔を広げる(電池につないだまま)
問題
前問と同じコンデンサー(、)を、今度は電池につないだまま極板の間隔を 2 倍に広げた。(1) 電圧 (2) 電気容量 (3) 電気量 (4) 静電エネルギー はそれぞれどうなるか。前問と比べて何が逆になるか。
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今度は電池が電圧を一定に保つので、V 固定である。V 入りの公式(Q=CV、U=½CV²)を選んで C の変化を通す。前問と同じ操作なのに、増減が逆になる項目はどれか。
解答・解説
方針
接続のまま=V 固定。C 半分→Q 半分・U 半分。電荷は電池に逆流。電池を切って極板間隔を広げる問題と比べて、何を固定するかで結果が変わることを確かめる。
解答
⓪ 発想(どう考え始めるか) 同じ「間隔 2 倍」でも、今回は電池が V=100 V を保証するので、V 固定である。、 とV を含む形で読む。
① 電圧。 電池がつながっている:
② 容量。
③ 電気量。
④ エネルギー。
まとめ前問(Q 固定)ではV・U が 2 倍、今回(V 固定)ではQ・U が半分になった。操作は同一なのに、固定量の違いで結果が逆転した。この対比こそが「第一手は固定量の確定」という原則の存在理由である。なおエネルギー収支は今回は 3 者(外力の仕事+コンデンサーの減少分→電池への充電)で釣り合う。電池が絡む収支は応用で本格的に扱う。
(1) 電池が保つので のまま (2) 半分() (3) で半分(、余りは電池へ戻る) (4) で半分()。前問では V・U が増えたが、今回は Q・U が減る。固定される量が違うので、結果が逆になる
別解
対比表で 2 題を 1 枚にまとめるルート。 間隔 2 倍の操作で:
- Q 固定(切り離し): E 不変、V 2 倍、U 2 倍(外力の仕事が流入)
- V 固定(接続): E 半分、Q 半分、U 半分(電荷とエネルギーが電池へ帰る)
「E は Q が決める(Q 固定なら不変)/V は電池が決める」ので、どちらが固定されているかで全項目が決まる。この表を自分で再現できれば、極板操作は全パターン即答できる。
ポイント
- 接続のまま=V 固定(V 入りの公式)
- Q・U は半分、余剰電荷は電池へ
- 電池を切って間隔を広げる問題と比べ、固定する量の違いをつかむ
よくある間違い
- Q が変わらないとする
- V が 2 倍になるとする
- 前問と同じ答えを書いてしまう