物理 / 電場と電位
平行板コンデンサーの容量
問題
面積 の金属板 2 枚を間隔 で向かい合わせた平行板コンデンサーの電気容量を求めよ。真空の誘電率を とする。また、間隔を半分にすると容量はどうなるか。
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式の形から「広い板ほど・近い板ほど大容量」と読める。なぜ近いほど大きいか——同じ電圧で電場(V/d)が強くなり、より多くの電荷を引きつけられる、と理屈も添えられるとよい。
解答・解説
方針
C=ε₀S/d。広いほど大、近いほど大。d 半分→C 2 倍(反比例)。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 平行板の容量は形だけで決まる——広さ に比例し、間隔 に反比例する。
公式平行板コンデンサー:
① 代入する。
② 間隔を半分にすると。 だから容量は 2 倍になる。
まとめ cm 級の板でも pF 程度——1 F がいかに巨大か分かる。「広く・近く」が大容量の合言葉で、実用のコンデンサーが薄い膜を何重にも巻いてある(面積を稼ぎ間隔を詰める)のはこの式の実装である。 を動かす問題(標準・応用)の物理は、すべてこの比例・反比例に還元される。
答
(89 pF)。間隔半分で容量 2 倍
別解
なぜ d に反比例かを電場で見るルート。 電圧 を固定すると極板間の電場は ——間隔を詰めるほど強い電場になる。強い電場はより多くの電荷を極板に呼び込む()から、 の が で効く。
「近づける=同じ電圧で強い電場=たくさん入る」——式の反比例に物理の筋を通しておくと、極板操作の問題で迷わない。
ポイント
- C=ε₀S/d(広く・近くで大)
- d 半分で C 2 倍
- 実用素子は巻いて S を稼ぐ
よくある間違い
- S と d を逆に置く
- d 半分で C 半分とする
- 単位の接頭語(pF)の換算ミス