物理 / 電場と電位

コンデンサーの基本式 Q=CV

★ 基礎コンデンサー

問題

電気容量 のコンデンサーを の電池で充電した。(1) 蓄えられる電気量を求めよ。 (2) 電気容量とは何を表す量か、「1 V あたり」という言葉を使って説明せよ。

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式は掛け算 1 回。後半は Q=CV を「V に比例、比例定数が C」と読み——比例定数の意味は「1 V あたりいくら」である。

解答・解説

方針

Q=CV に代入。μ=10⁻⁶ の換算に注意。C は「1 V あたり何 C 入るか」という器の性能。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 コンデンサーは電荷をためる容器、電気容量 はその「容器の大きさ」である。基本式は比例関係 1 本で尽きる。

公式コンデンサーの基本式: (: 電気容量 [F]、1 V あたりに蓄える電気量)

① 電気量。

② 電気容量の意味。 は「蓄えられる電荷は電圧に比例する」ことを表し、比例定数 は「電圧 1 V あたりに蓄えられる電気量」である。同じ 100 V でも、 が大きい(器が大きい)ほど多くの電荷が入る。

まとめ 単位ファラド(F)は ——「1 V で 1 C 入る」巨大容器が 1 F で、実用のコンデンサーは (10⁻⁶)や pF(10⁻¹²)が普通である。 の三角関係(1 つを固定して他の 2 つの比例・反比例を読む)が、この後の全問題の文法になる。

(1) (2) 電気容量は「電圧 1 V あたりに蓄えられる電気量」を表す(容器の大きさに相当)

別解

水槽のたとえで持つルート。 コンデンサー=水槽、電圧=水位、電荷=水量とみると、 は「水量=底面積×水位」——底面積である。広い水槽(大容量)は同じ水位でもたくさん入る。

このたとえは後まで働く——並列=水槽を横に並べる(底面積の和)、直列=縦に積む(水位を分け合う)、エネルギー =水をくみ上げる仕事。1 つの絵で公式群がつながる。

ポイント

  • Q=CV(比例定数=器の大きさ)
  • F=C/V、実用は μF・pF
  • 水槽のたとえが後まで効く

よくある間違い

  • μF の 10⁻⁶ を落とす
  • C と Q の記号を混同する
  • V² を掛ける(エネルギーとの混同)