物理 / 電場と電位

一様な電場と電位差 V=Ed

★ 基礎電位一様電場

問題

間隔 の平行な 2 枚の金属板の間に、強さ の一様な電場がある。2 枚の板の間の電位差を求めよ。

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電場を「電位の坂の傾き(V/m)」と読むと、傾きに距離を掛ければ高低差(電位差)が出る——標高差=傾き×水平距離、と同じ計算である。

解答・解説

方針

一様電場では V=Ed。電場は電位の坂の傾き、電位差=傾き×距離。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 一様電場では、電位は距離に比例してまっすぐ下る坂である。電場=坂の傾き()だから、傾き×距離で高低差が出る。

公式一様電場と電位差: (: 電場の強さ、: 電場方向の距離)

① 代入する。

x [m]V [V]O300 V0 V0.20傾き=E
一様電場の電位はまっすぐな坂。傾きが E、高低差が V

まとめ の単位が の 2 通りで書けることが、この式の中身である——力の言葉では「1 C あたりの力」、電位の言葉では「1 m あたりの電位の降下」。逆に と読めば、コンデンサーの極板間の電場が電圧と間隔から出せる——この双方向の読みが後半で何度も使われる。

別解

仕事から導き直すルート。 を電場に逆らって 運ぶ仕事は 力 距離 。電位差とは「1 C あたりの仕事」のことだから、そのまま ——公式は仕事の定義の言い換えである。

「電位=1 C あたりの位置エネルギー」という次の話へ、この導き直しがそのまま橋になる。

ポイント

  • V=Ed(傾き×距離)
  • N/C=V/m の実感
  • E=V/d の逆読みも頻用

よくある間違い

  • d で割ってしまう
  • 電場方向でない距離を使う
  • kQ/r の式と混ぜる(一様電場専用)