物理基礎 / 熱とエネルギー
電熱線で水を温める
問題
の電熱線で の水を 間温めた。発生した熱がすべて水に伝わるとして、水の温度上昇を求めよ。水の比熱を とする。
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電熱線が発生する熱量は、電力×時間。その熱がそのまま水を温めるので、Q=Pt と Q=mcΔT を等しくおく。
解答・解説
方針
電熱線が出す熱量は Q=(電力)×(時間)=Pt。これが水の温度を上げる Q=mcΔT に等しいとおく。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 電気のエネルギーが熱に変わり、その熱が水を温める。電熱線が出す熱=水が受け取る熱、とつなぐ。
電力 (ワット)は「 秒あたりのエネルギー」だから、 秒間の熱量は 。
① 発生した熱量。
② 温度上昇。
この熱がすべて水の温度を上げるので 。
まとめ なので、たとえば の水なら沸騰()を超える計算になる(実際は で沸騰が始まり、以降は蒸発の潜熱に使われる)。電気 → 熱 → 温度上昇、とエネルギーの形の移り変わりを追うのがこの種の問題のコツだ。
答
(温度上昇)
別解
エネルギーの流れを追うルート(苦手な人向け)。 秒ごとに電熱線は の熱を出す。 秒で 。
この熱で水 を温める。水 を 上げるのに だから、 を 上げるのに 。 上がる。段階を追えば公式なしでも解ける。
ポイント
- 電熱線の熱量 Q=Pt(電力×時間)
- 電気→熱→温度上昇 とエネルギーの形が変わる
- Pt=mcΔT でつなぐ
よくある間違い
- 電力と電力量(熱量)を混同する(P は W、Q=Pt は J)
- 時間の単位を分のまま使う(秒に直す)
- 熱が全部水に伝わる仮定を忘れて余計な補正をする