物理基礎 / 波の性質と音

波の重ね合わせ

★ 基礎重ね合わせ

問題

同じ場所に、 つの波が重なっている。ある瞬間、その点での一方の波による変位が 、もう一方による変位が であった。

変位O+3−1合成 +2
重ね合わせの原理。+3 と −1 を足して、その点の変位は +2

この瞬間の、その点の変位を求めよ。

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2 つの波が重なった点の変位は、それぞれの変位を足したもの(重ね合わせの原理)。向き(符号)を含めて足そう。

解答・解説

方針

重ね合わせの原理:重なった点の変位は、それぞれの波の変位の和になる。符号(向き)を含めて足す。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 つの波が重なると、その点の変位はそれぞれの変位の単純な和になる。これが重ね合わせの原理だ。向き(符号)を含めて足す。

変位O+3−1合成 +2
重ね合わせの原理。+3 と −1 を足して、その点の変位は +2
重要重ね合わせの原理: 重なった点の変位 = 各波の変位の和

① 変位を足す。

まとめ で、打ち消し合って になった。同じ向きの山どうしなら大きく(強め合い)、逆向きなら打ち消す(弱め合い)。この単純な足し算が、あとで学ぶ定常波・干渉・うなりのすべての出発点になる。波どうしはぶつからず、すり抜けながら瞬間ごとに足し合わさるだけだ。

別解

数直線で見るルート(苦手な人向け)。 の位置から、 ぶん(下向きに )動かすと

「上に 、下に 、差し引き上に 」と、上下の移動として数えても同じ。重ね合わせは向きつきの足し算にすぎない。

ポイント

  • 重ね合わせの原理: 変位は各波の和
  • 符号(向き)を含めて足す
  • 定常波・干渉・うなりの出発点

よくある間違い

  • 大きさだけ足して 4 cm とする(符号を含めて足す)
  • 波どうしが衝突して変形すると思う(すり抜けて足し合わさるだけ)
  • 2 つの波の速さや波長が違うと重ね合わせできないと思う(いつでも足せる)