物理基礎 / 力と運動の法則

2つの力を受ける物体の運動方程式

★ 基礎運動方程式合力

問題

なめらかな水平面上の質量 の物体に、右向きに 、左向きに の力を同時に加えた。物体の加速度の大きさと向きを求めよ。

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運動方程式の F は「合力」。まず右向きを正として 2 つの力を足し合わせよう。

解答・解説

方針

まず合力を求める(右向き正で 6.0−2.0=4.0 N)。それを ma=F に入れる。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 力が複数あるときの手順は 2 段階。まず合力、それから運動方程式

向きがあるので、右向きを正と決めて符号つきで足す。

① 合力を求める。

6.0 N2.0 N
右向き 6.0 N と左向き 2.0 N。合力は右向き 4.0 N

② 運動方程式に入れる。

まとめ 物体は「合力の向き」に加速する。個々の力ではなく、差し引きした正味の力が運動を決める。もし 2 力が同じ大きさなら合力 で加速度 — つり合いは運動方程式の特別な場合()だとわかる。

右向きに

別解

綱引きのイメージで見るルート(苦手な人向け)。 右チームが 、左チームが で綱引きをしている。勝つのは右で、勝ち幅は

物体にとっては「右向きに だけ受けている」のと同じこと。あとは 。複数の力は 1 本の合力にまとめてから考える、が鉄則だ。

ポイント

  • 手順は「合力 → 運動方程式」の 2 段階
  • 向きは符号で処理(正の向きを最初に決める)
  • つり合いは F=0 の特別な場合

よくある間違い

  • 2 力を足して とする(逆向きの力は引き算)
  • 大きい方の力 だけで計算する
  • 加速度の「向き」を書き忘れる(合力の向き=加速度の向き)