物理基礎 / 力と運動の法則
2つの力を受ける物体の運動方程式
問題
なめらかな水平面上の質量 の物体に、右向きに 、左向きに の力を同時に加えた。物体の加速度の大きさと向きを求めよ。
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運動方程式の F は「合力」。まず右向きを正として 2 つの力を足し合わせよう。
解答・解説
方針
まず合力を求める(右向き正で 6.0−2.0=4.0 N)。それを ma=F に入れる。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 力が複数あるときの手順は 2 段階。まず合力、それから運動方程式。
向きがあるので、右向きを正と決めて符号つきで足す。
① 合力を求める。
② 運動方程式に入れる。
まとめ 物体は「合力の向き」に加速する。個々の力ではなく、差し引きした正味の力が運動を決める。もし 2 力が同じ大きさなら合力 で加速度 — つり合いは運動方程式の特別な場合()だとわかる。
答
右向きに
別解
綱引きのイメージで見るルート(苦手な人向け)。 右チームが 、左チームが で綱引きをしている。勝つのは右で、勝ち幅は 。
物体にとっては「右向きに だけ受けている」のと同じこと。あとは 。複数の力は 1 本の合力にまとめてから考える、が鉄則だ。
ポイント
- 手順は「合力 → 運動方程式」の 2 段階
- 向きは符号で処理(正の向きを最初に決める)
- つり合いは F=0 の特別な場合
よくある間違い
- 2 力を足して とする(逆向きの力は引き算)
- 大きい方の力 だけで計算する
- 加速度の「向き」を書き忘れる(合力の向き=加速度の向き)