数学B / 数列
Σ の計算(1次式・一般項)
問題
を の式で表せ。
ヒントを見る
を分解して公式に乗せる。答えは因数分解した形に整えると美しい。
解答・解説
方針
を項ごとに分け、、 を使う。共通因数 でくくって整理する。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 の中が という 次式。基本の型なので、項ごとに分けて公式へ。
あとは共通因数 でくくって整理するだけだ。
( を 回足す)を落とさないこと。ここが 次式の でいちばん多いミスになる。
公式、
① 項ごとに分ける。
② でくくって整理する。
(確かめ: で 。実際 。)
まとめ: の 次式は「分けて公式 → でくくる」。この数列は初項 、公差 の等差数列なので、和の公式 でも同じ答えになる。
発展 — 一歩先へ。 で 、 で — 公式 も と でそれぞれ を返す。小さい の検算は 次式の でも欠かさない。
ここで出た は五角数と呼ばれる数列( 倍して符号を調整した親戚が正確な五角数)で、点を五角形状に並べたときの総数に対応する。三角数()・四角数(平方数)・五角数… — 等差数列の和は、古代から「図形数」として研究されてきた対象そのものだ。
答
別解
中身が 次式の は、等差数列の和そのものだ。公式を経由せず「(初項 末項) 項数 」で一撃で出せる。
は で 、 で 。公差 の等差数列を 項足すのだから
これは少年ガウスの逸話で有名な数え方 — 列を逆順に重ねると、どのペアも同じ和()になり、それが 組できるから で割る。
記号で書かれていても、中身が 次式なら正体は等差数列。「 の公式」と「等差の和の公式」のどちらでも解けることを知っていると、速い方を選べるし、互いの検算にもなる。
ポイント
- 分けて公式、 でくくる。
- 等差数列の和の公式でも確認できる。
よくある間違い
- を忘れて( と書いて)答えが ずれる
- の を分子の一部だけに掛ける( 全体になる)
- 等差の和で使う末項を とする( の項は )