数学B / 数列
階乗の和を12で割った余り(数列の和と合同)
問題
を で割った余りを求めよ。
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大きい の は の倍数(余り )。どこから先が になるか。残る項だけ足して で割る。
解答・解説
方針
が の倍数になるのはいつかを見極める。 から先はすべて の倍数なので、和の余りは最初の数項だけで決まる。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 個の階乗を全部足して で割るのは不可能。だが「 で割った余り」だけなら、 の倍数になる項は無視してよい。
で、 はさらに を因数に含むから、すべて の倍数。
つまり余りを決めるのは最初の3項 だけ。「いつから の倍数になるか」を見極めるのが急所だ。
重要 のとき は を因子に含むので の倍数()
① の倍数になる項を除く。 では 。したがって ② 残りを計算する。 。
③ 余りを求める。 だから 求める余りは 。
まとめ 和の余りは、合同でみると“大きい階乗はすべて ”で消え、 だけが残る。数列の和と整数(合同)の融合で、 項の計算が 項に縮む。答えは 。
発展 — 一歩先へ。 法を にすると、 以降が の倍数(因数 が十分)だから、、つまり下2桁は 。「ある項から先が法の倍数」という構造は、階乗が絡む合同式で繰り返し使える強力な観察だ。
答
では が の倍数。残るのは で、余りは 。
別解
別解 — 「いつ の倍数になるか」を素因数で押さえる(苦手な人向け)。 。ある階乗が の倍数になるには、因数に が2個と が1個あればよい。
を順に見る。 は が1個で足りない。 で初めて条件を満たす。以降の は を丸ごと含むから、みな の倍数。
だから を で割った余りは、 の分だけで決まる。
以降は「余りに何も足さない」。 項の巨大な和が、たった3項の足し算に潰れる — 合同式の威力である。
ポイント
- では は の倍数(余り )。
- 和の余りは残る で決まる。
- が答え。
よくある間違い
- 項すべてを足そうとする(大半は の倍数で余りに寄与しない)。
- の倍数になり始める項を とする(正しくは 。 は が1個で足りない)。
- の計算を誤る、または の分まで足してしまう。