数学A / 整数の性質
3の2024乗を100で割った余り(位数)
問題
を で割った余りを求めよ。
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の を法とするべきは周期的。 と計算して に戻る指数(位数)を探す。 をその周期で割った余りが要点。
解答・解説
方針
の周期(位数)を求める。 を順に計算して に戻る を見つけ、 をその周期で割った余りに帰着させる。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 を直接計算するのは論外だ。だが求めるのは「 で割った余り」だけ。余りの世界では、 のべきはいつか必ず に戻り、そこから同じ列を繰り返す。
そこで となる最小の (位数)を探す。周期が分かれば、指数 をその周期で割った余りに置き換えられる。
巨大な指数を「周期で折りたたむ」。これが位数の考え方だ。
重要 となる最小の (位数)が周期。指数はこの周期で割った余りに置き換えてよい
① 位数を求める。 で よって位数は ()。
② 指数を周期で割る。 だから ③ 余り。 。よって を で割った余りは 。
まとめ のべきは で周期 ()。 だから 。整数(合同)・位数・周期の融合。
発展 — 一歩先へ。 で と互いに素な数はちょうど 個あり、 の位数 はこの の約数になっている。「位数は全体の個数の約数」という関係は一般に成り立ち、位数の候補を絞る道具になる(オイラーの定理への入り口)。
答
(位数 )。 より 。
別解
別解 — に分けて別々に攻める(得意な人向けの高い視点)。 の代わりに、互いに素な と で別々に余りを求め、最後に合体させる。
では だから、。
では のべきを追うと (周期 )。 より 。
「 で割ると 余る」 の数は の つ。このうち「 で割ると 余る」のは だけ。よって 。
法を素因数のかたまりに分けると、周期探しが小さな世界()で済む。大きな法を分解して各個撃破する手は、ほかの合同式の問題でも広く効く。
ポイント
- は周期的、位数(最小の )を探す。
- 。
- より 。
よくある間違い
- (下 桁)の周期 を見つけて、それを にそのまま流用する(下 桁の周期は 。法が変われば周期も変わる)。
- 周期を途中まで見て「見つけたつもり」になり、 を最後まで計算で確かめない。
- の余り計算を誤り、 でない別のべきを評価する(指数の割り算こそ検算する)。