数学A / 場合の数
男女が交互でない円順列(隣り合わない配置)
問題
男子 人、女子 人が円形のテーブルに着席する。女子どうしがどの 人も隣り合わないような座り方は何通りあるか。回転して一致する並びは同じとみなす。
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「隣り合わない」は、先に別のもの(男子)を円形に並べ、その隙間に入れるのが定石。男子を円形に並べると隙間はいくつできて、そこに女子を何通りで入れられるか。
解答・解説
方針
まず男子だけを円形に並べる( 通り)。その間にできる つの隙間に女子 人を入れる( 通り)。積が答え。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 「女子どうしが隣り合わない」は、女子を直接並べると条件が扱いにくい。先に男子を並べ、その隙間に女子を入れるのが定石だ。
まず男子 人を円形に並べる。円順列だから 通り。
男子 人の間には つの隙間ができる。ここに女子 人を 人ずつ入れれば、女子は必ず男子にはさまれて隣り合わない。入れ方は 通り。積で 。
① 男子を円形に並べる。 男子 人の円順列は 通り。
② 隙間に女子を入れる。 男子 人を円形に並べると、隣り合う男子の間に隙間が つできる。この か所に女子 人を 人ずつ入れれば、女子はどの 人も隣り合わない。入れ方は 通り。
③ 積をとる。
まとめ:「隣り合わない」円順列は「片方を円形に並べる → 隙間に入れる」の 段。円順列で先に並べるほうは 、隙間の数はちょうど並べた人数と同じ( 人なら 隙間)になるのがポイント。人数が同じ( と )なので隙間がぴったり埋まる。
発展 — 一歩先へ。 男子 人・女子 人()の円卓で女子が隣り合わない場合の数は 。男子の隙間 か所から か所を選んで女子を並べる。 のときは女子が全隙間を埋め、男女交互になる。「隙間に入れる」発想は、隣接禁止の配置問題の万能テクニックだ。
通り
別解
別解 — 女子を「 人だけ固定」して回転を消す(別の視点)。 円順列を「 人を固定して残りを直線的に並べる」方法で数え直す。
女子の 人 W₁ を上席に固定する(これで回転の重複が消える)。残りの 席に、男子 人と女子 人を並べる。
W₁ の両隣は男子でなければならない(女子隣り合わせ禁止)。両隣の男子を選んで並べ、残りを配置する…と数えると煩雑になるので、本解の「男子を円に並べ隙間に女子」の方が速い。ただし固定の考え方は同じで、 を条件付きで数えることに変わりはない。
検算として、条件なしの男女 人の円順列は 通り。そのうち女子が隣り合わない 通りは約 。「男女交互(女子が完全に離れる最も厳しい配置)」は でこれと一致する — 女子 ・男子 で女子が隣り合わないのは、実は男女交互しかないからだ。
ポイント
- 男子を円形に並べる: 通り。
- できた つの隙間に女子 人: 通り。積 。
よくある間違い
- 男子も女子も円順列で とする(隙間に入れる女子は直線的に 。両方円順列にしない)。
- 男子の円順列を とする(円順列は )。
- 女子を入れる隙間の数を でなく別の数にする(男子 人の間は か所)。