物理 / 単振動
単振動の基本量(振幅・周期・振動数)
問題
ある物体が、振幅 、周期 秒の単振動をしている。(1) 振動数 (2) 角振動数 をそれぞれ求めよ。円周率を とする。
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円運動の「周期・回転数・角速度」の関係が、単振動では「周期・振動数・角振動数」にそのまま対応する。1 往復=1 回の振動として数える。
解答・解説
方針
振動数は f=1/T、角振動数は ω=2π/T=2πf。円運動の T・n・ω と同じ換算関係。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 単振動の記述量は円運動の完全な相似形である。1 往復にかかる時間が周期 、1 秒あたりの往復回数が振動数 、そして が角振動数 ——円運動の ・・ の翻訳になっている。
公式、
① 振動数。
② 角振動数。
まとめ 「角」振動数と呼ぶのは、単振動が等速円運動の影(正射影)だから(b02)。振幅 は円の半径に対応する。 の換算は波の単元の ・ とも同じで、物理全体で使い回す基本の乗り換えである。
答
(1) (2) ()
別解
波の単元の記憶とつなぐルート。 波で使った はそのまま。新顔の は「1 秒あたりに進む位相(角度)」で、1 往復=1 周()と数えるから 。
なら 1 秒に 2 周分= rad。「振動を角度で測る」という発想さえ入れば、覚えることは実質 1 つである。
ポイント
- f=1/T、ω=2πf
- 円運動の T・n・ω の翻訳
- 振幅は円の半径に対応
よくある間違い
- ω=2π/T の 2π を落とす
- 振動数と角振動数を混同する
- 1 往復を 2 回の振動と数える