物理 / 光

屈折率と光の速さ・波長

★ 基礎屈折率

問題

真空中の光の速さを とする。屈折率 のガラスの中では、(1) 光の速さ (2) 真空中で波長 の光の波長 はそれぞれいくらになるか。

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屈折率とは「真空に比べて光が何倍遅くなるか」という数である。速さが 1/n になったとき、振動数が変わらないなら波長はどうなるか——波の単元の「f 不変」がここでも主役。

解答・解説

方針

屈折率の定義 n=c/v。振動数は不変なので波長も 1/n 倍。両方とも「n で割る」。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 屈折率 の正体は「真空より何倍遅いか」である。この定義さえ押さえれば、(1) は割り算 1 回、(2) は波の単元の「境界で 不変」がそのまま使える。

公式絶対屈折率: (媒質中の速さ 、波長 、振動数は不変)

① 速さ。

② 波長。 振動数は媒質によらないから、 より波長も同じ比率で縮む:

まとめ ガラスの中では光は遅く・短くなるが、色(振動数)は変わらない。「 で割る、 はそのまま」——光の屈折の計算はこの 3 点セットの言い換えで、あとの薄膜干渉( で数える)まで一本につながる。

(1) (2)

別解

「1 秒間の波の個数」で確かめるルート。 真空中の振動数は 。ガラス中でも毎秒 個が通過するから

「境界は波を 1 個ずつ受け渡す」という水波・音波の理屈が、光でもそっくり成り立っている。

ポイント

  • n=c/v(何倍遅いか)
  • v も λ も n で割る
  • f(色)は不変

よくある間違い

  • n を掛けてしまう
  • 波長とともに振動数も変わるとする
  • 10 のべきの計算ミス